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アー写 フィルムライクなアーティスト写真撮影の3つのポイント

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撮影と焼肉ってセットな気がするつるたまです。

ポートレート撮影のアフターってなぜ焼肉が多いのだろうか。

っというわけで、焼肉食べ行く前に優理さんのアーティスト写真(通称:アー写)を撮影させていただいたので、アーティスト写真を紹介しつつちょっとフィルムライクなポイントをご紹介いたします。

アー写をフィルムライクにするために時間が大事

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もうほぼこの時間でしか撮影してないんじゃないかと思うほど、最近は日没時間から2時間前に集合してます。

天気がいいかどうかがポイントなのですが、いい感じの光が差して色づくのが好き。

フードはいらない!逆光でフレアやゴーストを狙う

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最近のレンズでは出にくくなっている、フレアやゴースト。

オールドレンズを使えばもっと出るので、作品であればめちゃめちゃ個人的趣味に走ってSony α7Ⅱにマウントアダプタをかませて、M42系のレンズを使うのが個人的なお気に入り。(何ですがさすがに怖くて趣味や作品以外のときは使ってない)

 

レンズフードは不要な光が入るのを防ぐためや、正しい方法ではないがレンズの先端がが不用意に直接ぶつかるのを防いでくれるもの。

フィルムライクなテイストでアー写を撮りたいということで、今回はフードをつけずにできるだけ太陽の光の影響を受けるように太陽をできるだけ真っ正面で撮影。

それでも、夕方であれば空は白く飛ぶものの、背景との明暗差も少なく撮影できるのがまたいい。

先ほどの写真に比べて少しやわらかい質感で仕上がりました。

(現像設定は同じで明るさのみ微調整)

実際に引かなくてもいいので口元や指先など動きを入れる

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例えば「はい!撮ります!」だとこんな感じ。

よくあるけども、指先や表情に注目すると

完全にカメラ意識してますっ!!

って感じ。

見る人が見れば指先で引いてないのもわかるので、動きのワンアクセントを加えるとこんな感じ。

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実際には引いてないのですが、だいぶ印象変わりますよね!

カメラめちゃめちゃ意識してるか、してないか。強弱が大事

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カメラ緊張しやすいな〜って人は、できるだけいつもの自然体にどう近づけるかや普段やってることをしてもらうことで、カメラを意識しない自然な一瞬を作り出して切り取るようにしています。

アー写でかっこいい系の人撮るときはストロボでコントラストぱきっと入れたカメラガンガン意識してる写真を撮ることもあれば、こんな感じに遊びながらフラッとやわらかい感じで意識させずに撮ることもあります。

フィルムライクな写真と距離感が出るTAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD

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写真の色は最終的に現像時にどう仕上げるかで、どのレンズ使っても似せる(近づける)ことはできます。

フィルムライクなちょっと懐かしい写真は、撮る時間の逆光や順光を活かしてどう撮影するかで、ある程度時間帯を抑えておけば動きと距離感に集中することができます。

キヤノン純正使ってると、はっきりくっきり出るところをTAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USDは、やわらかく色のトーンを出してくれるのでフィルムライクな写真がすごくやりやすくて好き。

っというわけで、フィルムライクなアーティスト写真撮りたい方は撮影する時間・逆光・動きを考えながら撮影して、ちょっとだけグリーンを多めに入れるといい感じに仕上がりますよ!

それでは、また。

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