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Cactus(カクタス)V6IIとV6の違いはなに?ハイスピードシンクロ可能のV6IIレビュー

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はい!イメージビジョンさんにお借りした機材最後の記事。

中古でたまに格安で出ているCactus(カクタス)V6。

f:id:maphoto:20170406125013j:plainV6Ⅱとそんなに差がないならV6でもいいんじゃない。

って、借りるまでは思ってました!!

っというわけで早速、Cactus V6ⅡとV6の違いと使い方を徹底レビューして行きます!!

CactusV6Ⅱ vs 初代V6 外見レビュー

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トップの写真でもわかるんですが、外見だけだとマジでどっちがどっちかわかりません。。。

唯一の違いがこちらの「Ⅱ HSS」表記。

このロゴ以外は全部一緒なので箱なしの状態で買うときの見分け方はこの「Ⅱ HSS」表記があるかないかをチェックしましょう。

CactusV6Ⅱ V6性能の違いは?

  V6 V6Ⅱ
周波数 2.4GHz
チャンネル数 16
グループ数 4
シンクロスピード 1/1000(TTL不可) 1/8000
ハイスピードシンクモード - Normal HSS、Power Sync
最大実行距離 100m
電源 単3電池x2本
外寸 72mm (長さ) x 72mm (幅) x 42 mm (高さ)
重量 68g 96g

早見表でみるとこんな感じ!

大きな違いはハイスピードシンクロとストロボごとのプロファイルの認識で、V6ではマニュアル操作でストロボやカメラをV6に認識させる必要がありましたがV6Ⅱはオートで認識してくれるので設定がめちゃくちゃ楽になりました!

ハイスピードシンクロは1/8000まであると効果的

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(写真は参考イメージで、夕方使用してます。)

また、ハイスピードシンクロが1/1000までか1/8000までかで差がありますが、例えばF値をできるだけ開放で撮影したい屋外での撮影シーンありますよね。

屋外でも1/1000だと落としきれないような場所でも、1/8000まであるV6Ⅱであればさらに暗く背景を落としたり、昼間なのに夜みたいな写真も(ストロボ何灯か必要ですが)撮れちゃうんです。

f:id:maphoto:20170406125013j:plain1/8000まで使わないと思ってたけど1/2000とか1/4000って屋外晴天で使う!

撮影の振り幅が広い分、若干の値段差であれば設定が楽なV6Ⅱの方がいいことが借りてみてわかりました!

逆に、そんなに外で使わないし使用頻度が高くないということであればV6でも十分使えると思います。

ストロボ対応機種に関しては下記メーカーページをご参照ください

CactusV6llワイヤレスフラッシュトランシーバー

CactusワイヤレスフラッシュトランシーバーV6

Cactus V6Ⅱ & V6 の使い方

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基本的な使い方はCactus V6Ⅱ & V6ともにほぼ一緒なので、まとめてご説明して行きます。

まずはサイド部分にあるスイッチを送信機(カメラにつける親機)であればTXに。

ストロボをつける子機であればRXにしましょう。

Cactus(カクタス)V6の場合(V6Ⅱは自動認識されるのでこの工程は飛ばしてOK)

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例えばCanon 580EXをセットした場合

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一番右にある横線3本のメニューボタンを押します。

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液晶モニタにCHANNELと表示されるのでダイヤルを回します。

(ちなみにCHANNELが16まで設定できるので、撮影現場でチャンネルがかぶるときにここで調整しましょう。)

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ダイヤルを回すと、CHOOSE PROFILEが表示されるのでCANONを選択します。

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続いてストロボが表示されるので、Canon 580EXを選択してOK。

親機での発光量の調整の仕方(Cactus V6Ⅱ & V6共通)

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この状態でダイヤルを回すと・・・

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発光量の調整ができます!

例えばBのみ変えたい場合は・・・

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A/B/C/Dボタンの表示を、ボタンを押してBのみにして1/128にしました。

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この状態でボタンを押すと上記のように、Bグループのみ変えることができます。

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ズームの調整についても同様なので省略します〜!

操作ができない!ボタンが反応しないときは

ダイヤルやOKボタンを長押しするとロックがかかるようなので、操作ができなくなった時は、ロックがかかっていないかご確認ください。

Cactus V6Ⅱ のメリット!補助光で暗いところにも強い!!

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Cactus V6Ⅱのメリットは補助光!

AF-CONTINUOUSをONに変更すれば、補助光をつけることができます。

夜間や暗い室内での撮影時にピントがなかなか合わない!っというケースに補助光がつくと非常に便利なのですが

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AF-ASSIST(TX)で0〜10段階で明るさを調整でき非常に便利な機能です。

夜間や室内での商品撮影などある方はこの機能ぜひ覚えておいて損はないかと!

Cactus V6シリーズがあるとどんなライティングができるの

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V6Ⅱを親機に斜め上からと、背景のストロボ2灯ライティング

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サイドからの1灯ライティングなど、オフカメラでライティングできるようになりますので、写真の様々なバリエーションが増えるので、あとはイメージ通りに撮るだけ!

 

カメラメーカーを選ばずストロボが使えるようになるCactus V6シリーズ

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カメラを何台か所持しているけど例えばCanonとNikonで持っていたりメーカーが揃っていない場合、また新たにストロボを各メーカーごとに揃えて行くのはちょっとお値段もかかるところ。

Cactas V6シリーズを親機と子機で使用することでカメラとストロボのメーカーが違っていてもマニュアル発光で使用することが可能になります。

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またCactus RF60Xはマスター&スレーブ機能を内蔵しているので、今後ストロボを増やして行く際にはRF60Xのみ購入すれば使えるようになるので、メーカー純正モデルよりも比較的低予算で大発光量のストロボライティング環境を整えることができます。

また技適マーク取得済で、100mまで飛ばせるのも心強くて安心ないいところ。

 これからストロボ始める際や買い替えの際にはぜひ、おためしあれ〜!

 それでは、また!