CameraStory

写真とカメラとスキなコト

camera story by一瞬一撮 MENU

撮影前の準備で7,8割が決まる。カメラマンに関わる人は知って置きたい事前準備の重要性

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ブロガーズフェステイバル2017のタクロコマさんの講演を聞いて、「撮影前の事前準備」って大事だなっと再確認したつるたまです。

カメラマンとして仕事を受ける際やカメラマンに仕事を発注するライター・編集さんでこんなやりとりしていませんか。

「○月×日△時から〇〇(場所)で、撮影お願いできませんか。」

(撮影可のお返事をすると)

「ありがとうございます。それでは、当日〇〇でお待ちしております。」

掲載先のメディア、インタビュー内容や撮影希望カットや枚数など詳細の連絡もなくクロージング。

WEBメディアだし、安いからその分打ち合わせの時間もカットされているんだな!と思っていたのですが、タクロコマさんのお話を聞いて改めてそうじゃないことに気づいたので今日はそんな、編集者・ライター、撮影するカメラマンに知っておいて欲しい事前準備の重要性のお話です。

カメラマンが撮影前に行うべき事前準備とは

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まずはカメラマン向けのお話です。

行ってその場で勝負するよりも、撮影前にどんな写真を撮るのか決めて撮影に望むだけで、撮れる写真はガラッと変わります。

・撮影対象のリサーチ
・掲載メディアのフォーマットチェック(使用枚数・画像サイズ・テイスト)
・当日どんなカットを撮影するのかイメージ確認
・ロケハン(意外とストリートビューが使える!!)
・必要機材の確認&動作確認

出版社勤務時代に得た経験から、クライアントさんや掲載メディアがどんな人なのか、また今までどんなカットで掲載されているのかなど、事前にリサーチをかけております。

人でも商品でも、他のカメラマンに撮られていない一面や訴求ポイントを出せたら嬉しいというカメラマン精神と、他メディアとの差別化の為です。

また、掲載メディアごとに写真のテイストや掲載枚数など、使用メディアがわかれば見るだけでわかりますので、忘れずに確認を。

ロケハンはストリートビューでアタリをつける

今までで屋外ロケであれば、ライター・編集者集合時間より先に現地入りしてロケハンを行い撮影ポイントのアタリをつけていました。

現在はストリートビューで近隣エリアに何があるのか、どんな環境なのかをチェックすることができます。

また、企業や施設によっては内観まで確認することができますので、待ち合わせの時間までは入れない場所でもストリートビューで観れるのはめちゃめちゃ便利!

いざ現場に行ったら放電してることもある!必要機材の確認

・カメラ2台
・標準レンズ
・超広角・望遠・単焦点など(必要によって組み替え)
・ストロボ
・予備バッテリー
・予備メモリーカード

つるたまは基本的には標準レンズをメインに、もしその場でカメラやレンズの不具合が置きても大丈夫なようにカメラもレンズも2台体制で行なっております。

消耗や耐久によるエラー・カメラのスペック不足によるエラーも、デジタルカメラにはつきもの。

自分の使ってる機材でおきたことは、カメラのせいではなく自分のメンテナンス不足です。

フル充電したのにカメラのGPSが原因で現場着いたら放電してた(;・∀・)

なんてこともあったりするので、事前チェックと何があっても対処できる予備体制を整えるのは、今後仕事と信頼を失わないためにも重要です。

f:id:maphoto:20171004135709j:plainカメラ一台だけで取り直しがきかない撮影現場に望むの、マジでやめたほうがいいと思う。

 

文字では伝えきれない部分を写真で伝える

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ここからは、ライター・編集者の人にも知っておいていただきたいお話。

写真は文字だけでは伝わらない喜怒哀楽・きれい・美味しそう・すごいなど感情や情景目では捉えきれない瞬間を伝えることができます。

出版社時代はインタビューや撮影前に必ず打ち合わせがあり、写真に「誰が・なにを・いつ・どこで・どんな目的で・どのように」を写し込むだけで写真は変わります。

行ってその場で「撮影お願いします!」だと、ある引き出ししかない一発勝負なので、写真が似てしまうのです。。。

つるたまは事前に準備して、写真に情報や情景などストーリーを入れ込みたいのでこんなことをお聞きしてます。

伺いたいつるたまの5W1H

・Who:話を聞く人、対象者のお名前
・What:何をしている人or企業なのか
・When:日時、時間によって撮れるカットや必要機材が異なります。
・Where:撮影先がどんな場所なのか、撮影場所や背景選びなど。
・Why:どんな目的で、取材や撮影する経緯になったのか
・How:掲載メディアのフォーマットや雰囲気に合う写真を

撮影依頼時にこの内容を聞くか聞かないかで、当日撮る写真が一発勝負なのか事前にこんなイメージで撮りたいです!っと伝えられるのか大きく変わります。

例えばぱくたそメンバーが、ジンギスカンを食べながら、楽しそうな写真

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誰が・何を・どこで・どのようにを、
ぱくたそメンバーが・おいしそうなジンギスカンと琥珀エビスを・ジンギスカン悟大で・楽しそうに撮影した写真です。
お店を取材する上で、料理を紹介するのも一つのパターンですがそこにいる食べている人を写し込むことで、おいしそう・楽しそう・行ってみたい!っという伝わり方が違った一つの動機になると考えており伝わっていれば嬉しいです。

事前に掲載イメージを決めておくメリット

・スムーズに取材が終わります

 撮影時間を短縮できる分、インタビューや取材時間をその分確保することができるのです。

・取材対象者もより準備や設定に入りやすい

 取材される側である撮影される側になると、当日どんな写真を撮るのかドキドキして緊張するもの。事前に撮影イメージをおお伝えすることで、必要なものを準備してもらったり、こんな写真撮るのかと緊張をほぐすことができます。

 また写真の設定を先に伝えることで、言葉だけでは伝えきれないコンテキストを写真に入れて読者に伝わる一枚を撮影することができるのです。

・撮影後の写真セレクトが楽!

 取材前にお互いのイメージを擦り合わせ済みなので、カメラマンからの写真セレクトは厳選され、レタッチなどのクオリティも格段に変わります。

 また、膨大な写真から悩むことなく記事を作成できますのでライター・編集者の負担を軽減することができます。

 

事前準備で変わる!文字と写真で伝えられること

SNSで写真が上手く脱サラしてフリーで活動する人が増えていく一方、カメラマンとしてイロハを会社や師匠から学んでフリーとして活動する人がだんだん少なくなってきているように感じています。

今回お話した事前準備は、カメラマンとして所属したり誰か師匠がいればそれぞれ学んでいたことの一例です。

事前に「誰が・なにを・いつ・どこで・どんな目的で・どのように」撮影すればいいのか、カメラマンと話すことで上がってくる写真や記事のテイストを、ガラッと変えることができます。

単価は安くなってその分時間を割くのが難しくなってきたのかもしれませんが、ここやるだけで読者に伝わる情報だけでなく、メディアやその人自身も大きく変わるんじゃないかなと書かせていただきました。

カメラマンに発注する際は5W1Hを連絡していただければ幸いです

カメラマンに取材を依頼する際には

・だれに:取材対象者
・なにを:取材概要
・いつ:取材日時
・どこで:取材場所
・どんな目的で:掲載先のメディアや質問内容
・どのように:写真のテイストの喜怒哀楽やかっこいい・可愛い・きれい・読者が欲しくなるようになど

事前に上記事項を伝えていただけると、カメラマンとして記事に沿った写真を撮影しやすく、文字だけで伝わらないコンテキストを写真で補完することができます。

すると、読者やユーザーにより情報を伝えることができ、認知や動機など繋げることができるのです。

f:id:maphoto:20171004135709j:plainっというわけで、オンラインでもオフラインでも打ち合わせしましょう!

より詳しい内容は、タクロコマさんの有料ノートに掲載されていますので、ライター・編集・カメラマンの方は一度読んでみると、実際に活かすことができるかと思います。

それでは、また。