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Lightroom Classicと新しく出たLightroomって何が違うの?!Adobe日本支社で聞いてきたよ。

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Photoshopで加工中のつるたまです。

Lightroomがメジャーアップデートされまして、AdobeLightroomClassicとAdobeLightroomの二つのラインに。

今までの馴染みのあるロゴはClasicという名前。
名称はそのままのLightroomはじつは新製品で、何がどう違うのか混乱した人も多いはず。

っというわけで、先日Adobe日本支社で行われたLightroom Classic CC & Lightroomプレス&インフルエンサー説明会に参加して聞いてきましたので、その違いとLightroom Classic CCの新機能をご紹介いたします。

Adobe栃谷さんが教えてくれた、わかりやすいClassicと新しいLightroomの違い

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Adobeセミナーなどでお馴染みの栃谷さんのご紹介で始まったLightroom Classic CC & Lightroom CCの説明会。

新しいLightroomとClassicの違いはオリジナルデータの保存場所になり、新しいLightroomはクラウドベースに。

Lightroom Classicは、HDに保存されたデータが同期される形式になります。

ここが大きな違いで、既存をベースに名称がClassicに変更された理由はLightroomが登場して10年が経ち、難しいイメージが定着してしまったことに一つのポイントがあるそうです。

新規ユーザーを獲得するために、AdobeMAXで発表されていたProjectNimbusがLightroomへと進化し、新規ユーザーやスマホやタブレットベースのユーザー獲得を目指すのが新しく出たLightroom

「古典的」「格調高い」などの意を込めて、以前からあるLightroomをパワフルに進化させてClasicへと名称を変更したそうで、開発が終了する訳ではないのでご安心を!

新しいLightroomCCはクラウドベースの新しい写真サービス

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まずは新しくなったLightroomCCから。こちらはまだライトルームを使ったことがない、これから始めたいというライト層におすすめで、より簡単に操作できるような画面が魅力的です。

スマホやタブレットでの利用者が増えたことからよりクラウドベースに最適化され、スマホで撮影した写真は瞬時にクラウドに同期され、そのままandoroid版やiOS版アプリで編集したり、新しく出たデスクトップ版ライトルームでじっくりと編集することができる。

従来通りRAWデータやJpegももちろん可能で最大の魅力はAdobeSenseiの検索と整理

AdobeSenseiがマジですごい

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新しいLightroomの最大の魅力はAdobeSenseiだとつるたまは感じた。

例えば「海」と検索すればAdobeSenseiが海の写真をクラウド上にアップされた写真の中からピックアップしてくれる。

これ、今まではキーワードタグ入れなきゃダメだったんですが、キーワードタグなしでも検索できるししかも日本語に対応したという点はかなり大きい。

クラウドベースのLightroomCCだからこそ、今後さらにAdobeSenseiの機械学習やラーニングは進化していくでしょうし、一部空港の空の色でご判断しているようなところも治ると期待したい。

f:id:maphoto:20171017084124j:plainディズニーシーの写真もちゃんとピックアップしてたのはさすがだと思う(笑

WEBブラウザからもアクセス可能に!

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スマホで撮影&編集した写真や、タブレットやデスクトップアプリで編集した写真は、出先でLightroomが入っていない環境でも、ネット環境さえあればブラウザ上からでも同様に編集や整理することが可能になった。

写真では全然まだつるたまも整理できてませんが、スマホ・ブラウザ・デスクトップと様々な状況でクラウドを通して同じ環境で編集ができる。

f:id:maphoto:20171017084124j:plain学校や会社の昼休みにちょっと作業するなんてこともできるのは便利

 

っと、クラウドベースだからこその新しくでたLightroomはより簡単に直感的に作業することに優れているので、スマホでの利用が多い方やこれから始めたいという方が操作に慣れやすい様にできているのでおすすめです!

 

従来のAdobeLightroomClassic CCはどう変わったの?

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今までのLightroomはLitroom Classicとなり、デスクトップベースの写真サービスになる。

ブラシやフィルター機能の進化により、Classic単独でも写真を作品へと追い込むことが可能になった他に、ブライダルや報道ユーザーの一日に数千の写真をより効率的に作業できるように、読み込みやスクロール、表示などのレスポンスが早くなったのが大きな魅力だ。 

Lightroomだけで作品へと追い込めるブラシ&フィルター

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現像モジュールにある、段階やブラシ機能。

Clasic新機能として範囲マスクにカラーと輝度がつき今までの作業スピードを格段にアップできる。

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例えば段階フィルターを選択して空を青くしたい風景写真のケースでは、一緒に観覧車まで暗くなってしまうので、Photoshopやブラシなどの機能で細かく作業していた人も多いのではないだろうか。

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一部分だけを変えたいというときには、範囲マスクで輝度を設定して

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範囲をどのくらいにするかを設定すると指定部分だけを変えたり、範囲フィルターをカラーにしてスポイトツールで選択すると簡単にできるそうです。 

表示スピードが、Mac買い換えたら劇的に変わった。

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読み込みやプレビューなどのパフォーマンスが早くなった!っとユーザーから声が上がってるLightroomClassic。

つるたまのMacBookPro2012Late(だった気がする)で、EOS 5D MarkⅣの1日1000枚近くのRAWデータでは実際あんまり感じることができなかった。

f:id:maphoto:20171017084124j:plainグラフィックボードとかPCスペックアップしたら全然違うのでは..!

そう思い立って、MBP2017(左)を購入

f:id:maphoto:20171017084124j:plainめちゃめちゃサクサクになっていい!!

っというわけで、サクサクになった表示や実際にこのLightroom Classicの使い方の動画&記事を次回アップ予定です!

数日またお時間いただければ幸いです。