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スモーク撮影のライティング方法が学べる勉強会をSHOZOCLASSPROJECTでやってみた

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スモーク撮影にめちゃめちゃはまってるつるたまです。

SHOZO CLASS PROJECT でスモーク撮影勉強会を行いました。

うん。人数集まらなすぎてちょっといろいろ考えなければなと思いつつ、撮影した写真とライティング方法をかんたんにご紹介いたします。

スモーク撮影1灯ライティングの方法

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まずは、1灯ライティングの場合。

つるたま方式では、スタジオ内が白壁で比較的光が回りやすいため逆光気味でモデルの右後ろからストロボを入れております。

モデルさんが正面を向いてしまうと、顔が真っ暗になってしまうためストロボのある側を向いてもらい横顔での撮影や、完全に背中を向けてもらってちょっと横を向いてもらったりするとはまります!!

ストロボ1灯時のスモーク撮影のポイント

スモークは白なので、露出をISO200~400 f8やf11などできるだけ低感度、絞りをできるだけ絞り、地明かりの露出と差をつけて撮ることが条件になります。

このとき室内にストロボが回らない様に、ストロボはできるだけモデルに近い場所に設置して、できるだけ弱く入れましょう。

今回の場合、逆光で顔のみにハイライトを入れているので、全体が暗く落ちアートや作品っぽい仕上がりになります。

ストロボ2灯あるとスモーク撮影の振り幅が増える

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ストロボ2灯あるとスモーク撮影の振り幅が増え、カラーフィルターなどを使用することも可能になります。

モデルの真横よりやや手前にRoundFlash Dishをつけた、ストロボを設置。

RoundFlash Dishは、コンパクトに持ち運べるのと、目の中にアイキャッチが作りやすいのでレフがわりにもかなり重宝してます!!

あともう1灯はモデルさんの背後から少しだけ離してパープル系カラーフィルターをつけて設置。

撮影時に肩に隠れるぐらいの位置で撮影するとハイライトが入り( ・∀・)イイ!!

お好みによっては頭の後ろなどにストロボの高さを持ってきてもいいかも。

ストロボ3灯以上あったほうが難しさは増すけどさらに楽しくなるかも

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一色だけだと物足りない場合は、サイドに1灯+背後に2灯入れて光量をうまく調整すると、さらにスモーク撮影の面白みがアップ!

広い場所ならもっと楽しめるんだろうなと思いつつ、白壁で横幅がないとライトルーム含めてもここが限界(;・∀・)

最後はライトルームで白レベル黒レベルやコントラストでメリハリを出そう

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撮って出しだと意外と写り込んでしまったものがあったりするので、最後の仕上げは現像ソフトで。

ハイライト&白レベルを+
シャドウ&黒レベルをーに調整してスモークを強調させます。

お好みによって周辺光量補正や、色ごとの輝度・彩度・色相を調整したり、ハイライトシャドウに異なる色を乗せたりするとさらに異次元のイメージを完成させることができます。

スモーク撮影はカメラマンとスモーク担当者の阿吽の呼吸が必須

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今回撮影していて感じたのは、ある程度スモークをあたりにまく人は、スモークマシーンへの慣れが必要で、カメラマンが今どこにスモークが欲しいかなど聞きながらタイミングを合わせて撮るのが大切だなっと感じました。

あとは意外と顔にかかっても雰囲気出るので、顔だけにとらわれずしっかりと背景や前傾に気を配る余裕をもつといい感じのスモーク撮影ができるのではないかと思います。

今回予想以上に参加者少なかったのスモーク勉強会。

今後は5名以上希望者いたときのみ開催しようかと思いつつ、次回3月になりますが「撮影中無言で撮ってない?!笑ってはいけないモデルとカメラマン90分1本勝負」をやろうかなと思います(ΦωΦ)フフフ…

それでは、また!

Model 麻帆さん( https://twitter.com/sweet_fade )