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ストロボ撮影 はじめての1灯ライティング 基本になる3パターン

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ストロボ撮影の基本

かんたんにできる1灯ストロボライティング 3パターン

ストロボを購入して正面に影を作りたくない!
ライティングにこれから挑戦してみたい!

やってみたけど、なかなかうまく出来ない
っと言う方向けに、まずは基本になる1灯のストロボライティングを御紹介します。

まずはストロボの光がどこから入るときれいか知ろう!

1灯が使えないと、2灯3灯入れてごちゃごちゃになってしまい
なかなかうまくライティングが出来なくなります。

前回自然光でのポートレート撮影のコツを御紹介させて頂きましたが

人物写真 光と影のポートレートを撮影する2つのコツ - CameraStory

あらためて基本になるストロボ無しで窓際の光を利用します。

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f:id:maphoto:20150303190614j:plain背面からの窓の光(逆光)だけでここまで明るく撮れたりします!

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f:id:maphoto:20150303191011j:plainなんか暗く写っちゃうんだけど....

同じ環境でも暗く写ってしまう場合は、露出補正を+に調整してみてください!
背面からの光だけでもきれいに撮れることがわかったところで、
今度はボックスと背景紙を入れて撮影してみます。

ストロボ無しでも出来るライティングテクニック

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必要なアイテム
・デュフューズボックス
・A3などの紙数枚
・ハレパネA4サイズ4つ

f:id:maphoto:20150303190614j:plainわたくしがデュフューズボックスを使用する主な目的としては
  周りにあるよけいな物をうつし込まないようにする為で
  本来の目的とちょっと変わった意図で使ってます。

f:id:maphoto:20150303191011j:plainデュフューズボックス使うと光が柔らかくなるって聞いたことがある!

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f:id:maphoto:20150303190614j:plainボックスなどで覆った分そのまま撮影するとちょっとくらいので
  白面のハレパネ4枚でかこってあげます。

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(ハレパネ2枚をテープなどで貼付けると使いやすくなります!)

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f:id:maphoto:20150303191011j:plain同じ露出なのに顔が明るくなった!

f:id:maphoto:20150303190614j:plainハレパネの白面に光が反射して明るくなるので
  あとはお好みの明るさに露出を明るくして撮影してみましょう!

商品や小物の場合は真後ろの位置に光を置き、
ハレパネなどで光をおこして影を出来るだけ減らすのが
簡単なポイントとなります!

このバージョンのストロボライティングは
似た写真になるので省略致しまして、続いてのライティング!

真横からのストロボ撮影テクニック

f:id:maphoto:20150303191011j:plainかんたんにかっこよく出来るライティング方法ってないですか?
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f:id:maphoto:20150303190614j:plain被写体の真横にストロボをセット!そうすると。。。

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f:id:maphoto:20150303190614j:plainこんな感じ!。。。思ったよりボックスの白で反射が聞いてるようで...

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f:id:maphoto:20150303190614j:plainハレパネの背面に黒のケント紙を張り真横にセット

f:id:maphoto:20150303191011j:plainこの黒いボードでなにが変わるの?

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f:id:maphoto:20150303190614j:plain光の反射を少し抑えることが出来顔の半分が少し暗くなります。

f:id:maphoto:20150303191011j:plain黒にすることで光を吸収してくれるんですね!

f:id:maphoto:20150303190614j:plain白と黒を使い分けることで
  光をまわしたり、光を防ぎ光をコントロールすることが
  サイドからのライティングのポイントとなります。

f:id:maphoto:20150303191011j:plainでも、まだ明るいですよね..

f:id:maphoto:20150303190614j:plainそんなわけで背景も黒にします!

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f:id:maphoto:20150303190614j:plain黒にすることで光が回らなくなり一気にイメージが変わります!

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f:id:maphoto:20150303191011j:plainストロボを近づけることで陰影が強くなるんですね!

f:id:maphoto:20150303190614j:plainはい!ストロボ自体を被写体に近づけ、
  光量を弱くすることで影を強くすることが出来ます。

 

被写体とストロボの距離でイメージを使い分ける

被写体からストロボなどの光源が遠ければ、光は柔らかく全体に回り
優しい雰囲気の写真になり、白を基調とした明るく洗練されたイメージで魅せたい
フードや商品撮影などに活用しやすくなります。

黒はブランドや高品質などかっこよく魅せたい被写体向きで
ストロボを近づけることで陰影を強く出し
被写体をかっこ良く魅せるストロボライティングが可能です!

続いては被写体レンブラントと呼ばれる斜め45度からのライティング

 

明るさと影を残す斜め45度からのストロボテクニック

f:id:maphoto:20150303191011j:plain影をつけたいけど、複数人数いる場合はどうしたらいいですか?

f:id:maphoto:20150303190614j:plainそんなときにおすすめなのが斜め45度からのライティング

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f:id:maphoto:20150303190614j:plainこんな感じで先ほどよりも顔全体に光が回るようになってきます。
  ストロボ手持で撮影するときや、被写体が一人ではなく、
  複数人数で顔に影を入れたいときに効果的なストロボテクニックになります!

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(ちょっと見えづらいですが写真の右下くらいにストロボがおります)

 

基本1灯のストロボ撮影 どこから光を入れるか意識しよう!

太陽は一つであり、ストロボは人工的に太陽である光源を作ることになります。
この1灯がどこから差すとどう印象が変わるのか
イメージ出来るようになると、ストロボだけでなく
屋外のロケーションでも印象的な光の使い方が出来るようになると思いますので

・逆光+ハレパネで光をまわす
・サイド光でシャドーをつける
・斜め45度で複数人数にも対応する

この基本3パターンを試しながら
光源との距離やハレパネやスタジオにあるカポックなどを
活用して、イメージに近いライティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ちなみに実用的じゃないので載せませんでしたが
真上から撮ると

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こんな感じで撮れたりもします!

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この1灯ずつを組み合わせて
2灯3灯のストロボテクニックにつながっていきますので
次回ストロボテクニックを書く際には
ZOZOTOWNで昨年末一位にも入っていたアパレルブランドの
ライティング事例を書こうかなと思います!

 

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