Adobeライトルームクラシックをインストールしてるけど全く使ってないからこれから覚えたい。
なんとなく使ってるけどちゃんと教えて欲しい。
そんなご相談をよく受けるのですが、口頭で説明するよりも実際にどこをいじるのか見た方がわかりやすいので、つるたまがいつも使ってる項目を簡単にご紹介いたします。
まずはここだけ覚えよう!ライトルームクラシックの明るさ補正
ライトルームクラシックを起動した後、主にいじる項目は
・明るさ
・コントラスト
・シャドウ&ハイライト
この他に、
・黒レベル&白レベルの補正
・明瞭度
メーカー純正のアプリにはない項目が出て着たりして、くじける人はいきなりここでつまづいてしまうようです。
なので、まずは明るさコントラストの調整をしたら、黒レベル・白レベルの調整をしてからハイライト&シャドウを好みで仕上げましょう。
写真の再現性を最大限に活かす黒レベル&白レベル
黒レベル白レベルについては動画をみるとわかりやすいのですが、写真のハイライトシャドウ部分の再現性を最大限にする為の調整で、白を飛ばすと赤く警告表示したり、黒つぶれすると青く表示することができますので、このポイントを抑えておくと簡単になります。
ハイライトを抑えて、シャドウは上げ過ぎないのがポイント
ハイライトは空や明るい部分を戻すことができ、-80くらいに設定することがつるたまは多いです。
ハイライトは思いっきり下げても不自然になりにくいのですが、反対に見えなくなってしまっているシャドウ部分を上げ過ぎてしまうとノイズが目立ったり写真が不自然になってしまったりするので、ちょっとだけ控えめにいじるのがポイントです。
まずは基本に慣れてから、次の設定を覚えよう
意図的に第一弾のライトルームクラシックの使い方動画はここまでで区切ってあります。
ライトルームクラシックでできることは進化してだいぶ増えており、一気に覚えようとすると覚えきれずにパンクするからです。
なので、全く初めてという方はここまでをまず一度練習して繰り返し行って見てください。
この内容わかるし慣れた!っという方は次のステップへ!
色ごとの補正で好みの写真に仕上げよう
ライトルームを使うなら、ここがメリットの一つでもある色ごとの補正!
空や緑を印象的にしたり自分好みの写真に仕上げることができるのでしっかりと覚えておきましょう!
その前に簡単にシャープとノイズ低減について
RAWをライトルームに読み込んでいる場合は、メーカーのカメラのピクチャースタイルなどの設定が全く外れた状態になります。
なのでメーカー独特な色やシャープやノイズ低減の設定などが外れている感じですね。
その為、シャープはお好みで30前後いれておくとおすすめです。
ノイズ低減に関しては、高感度で撮影した場合など20−35くらいでつるたまは設定してます。
色ごとの輝度・彩度・色相を好みに整える
実際見てた色やイメージしていた色と、写真の空の色が違う。
撮影状況によってはこんなケースが出て着ますし、例えば色相を使えばちょっと紅葉し初めて黄色っぽい緑を新緑に変えるなんてことができるようになります。
空の色をイメージ通りに仕上げるケースでは青の輝度を下げて、彩度をあげると空の印象がかっこよく仕上がります。
あんまり夕景してなかった日でもドラマチックな夕景になる
実際の再現ではなく、ここは印象的な写真の作り方になりますが、ハイライトシャドウに明暗別色補正を使って夕景がイマイチな日でもドラマチックにしちゃう方法です。
ハイライトにパープル系をさりげなく乗せてあげるだけで印象がガラッと変わります。
ムービーの終盤に触れておりますが、WB補正のマゼンダをいれるのもアクセントの一つです。
フィルムっぽい仕上げにしたいときはハイライトにグリーン系足してあげるとちょっと近くなりますよ!
周辺光量補正でさりげなく見やすく仕上げる
周辺光量補正を自然に落とすことで、中央や写真にトンネル効果を加えて印象をちょっとアップすることができます。
動画のように斜めにパラメーターをいじっていくのがポイントなのでこの辺も抑えていただけると面白いかなと。
つるたまが仕事でいつも行うライトルームクラシックの使い方
ある程度同じ明るさの写真に対して、一枚いじったら同期をかける。
この繰り返しで一日300枚から多い日で2000枚近くのRAWデータを現像してセレクト。
必要なものはそこからPhotoShopでレタッチや加工を行っており、ライトルームクラシックは覚えると日常的になくてはならないアプリケーションの一つです。
ここから先の使い方は実際に会ったときにカフェや居酒屋とかつるたまを捕まえていただけるとより細かくお教えできるかなと思いますが、今回はこの辺りで!