げっ赤字じゃん。。。とならない為のカメラマン価格設定
2ヶ月ほど月商3桁をキープしたものの
俺がやりたいことはこんなんじゃない!!
っと、転機を計り月4,5回しか撮影しなくなったつるたまです。
つるたまががカメラマンとして喰えるようになったのは
お金の話がきちんと出来るようになってから。
赤字案件ばかりで写真の仕事やってるのに
カメラ壊れても、カメラ売らなきゃ修理も出来ないくらいまで
切羽詰まったことが1度だけあります。
そんな経験からこれからカメラマンになりたい人や
今カメラマンやってて撮影価格の設定苦手なんだよな〜って人向けに
カメラマンの価格設定のお話をしていこうかと思います!
○○写真の値段っていくら?他社相場を徹底リサーチ
プロフィール写真や結婚式の写真撮影など
一般の人から依頼を受けるケース
まずはgoogleで他社がいくらで受けているか
大手の価格や相場の値段をしっかり調べましょう!
例えばプロフィールの場合 1〜3カット 撮影料金 5000~8000円
上記価格が相場で所要時間30~60分かと思います。
たった30-60分で5000-8000円? 1日5〜8万も儲かるなんていい商売じゃん。
そう思われると根切り交渉に入られます。
撮りっぱなしで渡して終わりであればいい商売ですが
レタッチ含むと、このぐらいの価格がいいラインでむしろ安いぐらいです。
そもそも5000円を支払うのを戸惑う人ってどういう人?
価格と価値が見合っていないと感じたり、
他が安いなどなにかと比較したりしているので
最低限「たった30分だけの撮影ではないこと」や
可能であれば自分の写真の付加価値などオリジナリティを伝えましょう。
プロフィール写真であれば全データ納品や
自分であればこういうカットが撮れますなど
自分の写真の魅力をしっかりと話せることで
単に安く頼みたい人と
自分の写真が好きで撮って欲しい人をしっかりとふるいにかけることが出来ます。
自分の写真の付加価値や他社にないサービスを明確に作りましょう
ゾンビにならない為に毎月の生活費から最低料金を算出
よくあるゾンビ案件 「1時間だけなので1万円でお願いします。」
フリーランスなら毎月30日働くこともモチベーション次第
(法的にはひょっとしたらひっかかるかも。)
例えば月30万あればいい場合
1日1万円でも30日働けば30万デス!
毎日働いて30万って会社員やった方がいいと思うんだ。。。
ちょっと本業+お小遣い稼ぎなら全然いいと思いますが
1時間で1万円の場合
・1日に2,3本もらえる
・月固定で○本など安定収入の保険になる見込みがある
・お金で買えない付加価値がある
上記3点以外は、1万円でもその日、
1日だけで作業が終わるとは限らない為
何カット納品なのか・レタッチの有無・撮影場所までの時間
など、詳細をしっかりと確認したり、避けた方がいいかと思われます。
1万円だけど撮影1日+作業2日のゾンビ案件、意外とよくあります・・・。
じゃ、いくらの仕事ならいいの?
シンプルな例として月20日働くとします。
月に欲しい金額 ÷ 月20日 = 1日撮影単価
上記になりますが
月20日 仕事埋められますか?
つるたまは毎日撮影してるカメラマン、
誰もが知ってるようなカメラマンさんやスタジオなどの人しか知りません(^^;
撮影日だけでなく作業日も含めて単価を決める!
実働の撮影時間だけでなく、
移動時間や交通費レタッチなど作業時間も含めて何日かかりそうかで
1日で終わる案件 ¥35,000~
遠方やレタッチが発生など2日かかる案件 ¥55,000〜
などで、つるたまは料金設定しております。
必要機材によっても価格設定を明確に変える
単に「○○だといくらです。」と言われても
写真に詳しくなければ「なんで値段が違うの?」と
会社の承認が降りにくいケースがあります。
見積もりの項目にモノブロック使用料や背景紙代など
別途必要項目を設定すると、スムーズにお話が進んだりします。
オリジナリティのあるサービスを
他社より値段を安くして仕事を取るコトは簡単ですが
相場を知り、オリジナリティのある提案が出来れば
例え相場より高くても、しっかりと仕事を受注することは出来ます。
その撮影どのくらい時間がかかるのか
赤字にならないようにしっかり考えながら
カメラマン価格設定
1日2万円前後 x 月10本
上記を目標に行くと駆け出しの時は理想かなと思います。
幸せのカタチはいろいろ
つるたまは月20万くらいあれば、好きなことして生きて行ける。
そんなスナフキンみたいな暮らしで
あと2年はWEBの可能性を模索して生きて行こーかなと。
最後に
日芸の先生がこのブログの話題してた噂を聞きました。
まだ見てる方いたら単発のゼミご相談させていただけませんか〜?!