カメラにあわせたおすすめメモリーカードの種類と容量
激安メモリーカードを使ってる人見ると(;・∀・)っとなる、つるたまです。
「つるさん、このメモリーカード買ったばっかりなのに
1、2枚撮ったらすぐ撮れなくなるんです!なんか壊れてるんですか?」
っと年に何回か、プロカメラマンからも聞かれたりもします。
意外とメモリーカードの種類、知らない人いるんだな・・・
そんなわけで今回は
「メモリーカードっていっぱいあるのに何が違うの?」っと言う方向けに
今回はメモリーカードを買う時にポイントになる種類と容量のお話です!
メモリーカードの種類とタイプ
それでは早速、緑の線部分をご覧下さい。
上段は 80x 133x の2種類
下段は 60MB/s 90MB/s 120MB/s
と表記されております。
これ何かというと転送速度で
この転送速度がカメラの読み書きに重要となります。
カメラと転送速度の関係
転送速度ってなにが違うの?
例えばカメラがEOS 7D Mark2 の場合
・秒間10コマ撮影
・連続撮影 24枚
・画像1枚 RAW25MB(仮)
上記条件だったとします。
1秒間に必要とするデータ容量
1枚 25MB x 秒間10コマ= 250MB
がっつり連写することは稀だと思うので例になりますが
連続撮影 24枚 ÷ 秒間10コマ =約2.4秒
カメラに蓄積されるデータ量(24枚で連写した場合)
250MB x 2.4秒 = 600MB
あっという間に600MBも蓄積されます!
貯まるとどうなるの?
転送速度 45MB/s のSDカードを使ってた場合
カメラからメモリーカードに記録されるまでに
電子回路を通って記録されるわけですが
電子回路を道路と例えると
道路=転送速度
車(台)=蓄積されたデータ量(MB)
となります。
道路は1秒間に45台しか通れません
しかし、車は600台あります。
600台の車がカメラからメモリーカードまでの
道路を渡りきるには何秒かかるでしょうか
600MB(フル連写で蓄積されたデータ量) ÷ 45MB(転送速度/s) = ..13秒!?
書き込みの渋滞を防ぐのが転送速度
サンディスク メモリーカード 連写テスト - YouTube
上記の映像の現象が解りやすいのですが
カメラからメモリーカードに転送するには
書き込み速度45MB/sでは13秒かかり
その間写真は撮れなくなります。
(厳密には転送された分だけ撮れるので、1秒2,3枚は撮れるようになる)
マックスで連写しないから大丈夫!っと言う場合でも
カメラに適切な転送速度のメモリーカードを購入すると
メモリーカードからPCへ転送する際も短時間で行なえるので
作業効率のアップにもつながりますよ!
カメラにあわせた転送速度 早見表
メーカーやCFやSDなどによって表記が異なりますが
SDカード ClASS表記
CLASS10などスピードクラス表記は
動画撮影時に必要な最低転送速度
スピードクラス表示 | 最低転送速度 |
---|---|
CLASS⑩ | 10MB/以上 |
CLASS⑥ | 6MB/以上 |
CLASS④ | 4MB/以上 |
CLASS② | 2MB/以上 |
機種によりますが動画を撮影する場合は CLASS6以上がおすすめです!
写真は最高速度表記で考える
倍速表示タイプ(表記) | 最高転送速度 |
---|---|
2000倍速(2000x) | 300MB/s |
1066倍速(1066x) | 160MB/s |
1000倍速(1000x) | 150MB/s |
800倍速(800x) | 120MB/s |
600倍速(600x) | 90MB/s |
300倍速(300x) | 45MB/s |
200倍速(200x) | 30MB/s |
エントリークラスの一眼カメラ 秒間約5コマであれば
そんなに連写しなくても60MBs以上のモデルがおすすめで
上記でも3000円程度
95MB/sタイプでも3000円台と差額がそんなにないので
出来ればこちらがカメラを買換えても使える可能性があるのでおすすめです!
連写が出来る最新ミドルクラスやフルサイズ一眼でSDカードを使いたい場合
カメラが対応していれば280MB/sタイプがいいですよ〜!
古い機種ではSDHCなど表記規格に注意が必要
安くなってきたし、32GBや64GBなど大容量のメモリーカード買おうかな
ちょっと待って、古いカメラでは大容量のカード使えない場合があります!
対応表記 | 容量 |
---|---|
SD | ~2GBまで |
SDHC | 4~32GBまで |
SDXC | 32GB~2TBまで |
古いコンパクトデジタルカメラではSDのみ対応の場合があるので2GBまでしか使えず
その場合はカメラ買換えるとだいぶ画質も変わるのでおすすめです(^^;
どうしても使いたい場合は
こちらの様な、アダプタを刺して使うカタチになります。。。(;・∀・)
最近のカメラであれば
64GBなどSDXCを使いたい場合のみチェックすればOKですね!
詳しくはSANDISKの機種別対応情報がわかりやすいですよ!
メモリーカードの容量は32GBがおすすめ
以前は高価で1万円を越えていた32GB
現在では5000円台から購入出来、16GBとの値段差もなく
RAWデータ写真 1枚25MBでも約1300枚ほど撮影可能
2・3日の旅行や一度に多く撮影するプロカメラマンでも安心して使えます!
PCへの転送はカードリーダーを使うと転送が早くなる
上記の映像のように転送速度が早いメモリーカードを使うと
メモリーカードからパソコンへ転送する時間も短くなり
作業スピードがアップします!
でも、もっと早く転送する方法ないの?!
USB3.0対応のカードリーダーを使おう!
写真データ 約350MBを転送した場合
USB2.0 約17秒
USB3.0 約6秒
あっという間に転送が終わります!
PCがUSB3.0に対応していたら、
USB3.0のカードリーダーいいですよ〜!
カードのエラーやトラブルで復旧ソフトを探してる
カメラでは見れたのに、家帰ってきたら今日撮った写真が見れなくなった!
極稀にある電気系のトラブル
カメラ内やカードリーダーなどの端子が折れていたり
カメラ内のメイン基盤に原因があることがあります。
慌ててシャッターを切ったりしない!
エラーしたあとは、新たにデータを書き込んだりせず
速やかに復旧ソフトや復旧サービスへ依頼しましょう。
メモリーカードは上限の記録回数を越えると寿命を迎えます。
もしエラーした場合はそのカードは使わず
新しいものに買換えたり、
リスクを低減する為にも長期間使わず
カメラと一緒に新しいメモリーカードを購入しましょう。
信頼出来るメーカーを選びましょう!
つるたまはキヤノンのカメラを使用しており
SANDISKが安定してエラーが少ないので使用しておりますが
Nikonはレキサーと相性が良かったときもあり、
みなさまそれぞれ自分の好きなメーカー、ブランドがあるかと思います。
トラブルを回避して、写真を楽しんで行く為にも
カメラにあった
容量&規格・転送速度・メーカーを購入してみてはいかがでしょうか。
カードリーダーもあわせて購入すると短時間で作業終わるので
RAWでの撮影が多い方はおすすめですよ〜!
¥7580と安かったのでつるたまはこれ買いました(∩´∀`)∩
今週のお題「愛用しているもの」▶愛用してるメモリーカードのお話でした(´・ω・`)ノ