Canon EOS R記事シリーズ、2回目の実写レポートはポートレート。
実際に撮ってみるとどうなるかなと思っていたのですが、EOS Rは撮りたいと思っているテーマに、その操作性能で集中できるカメラでした。
今回はポートレートのお話を含みながら、EOS R実写ポートレートをレポートしていきたいと思います。
EOS Rの顔認識は撮影時の会話やアイディアを大切にする余韻が生まれる
ポートレートを撮影している人であれば、初めてモデルさんと会ったあの緊張感をどう解けばいいのか、アイスブレイクに試行錯誤した経験もあると思います。
EOS Rを手にポートレートを撮影し始めてすぐ気がついたのは、会ってすぐの状態でも撮りやすさがあるということ。
それは、従来のファインダーではなく、この日バリアングル仕様のモニタを仕様して一度もEVFを見ずに撮影したことや、顔認識でAFを真ん中で合わせてからずらすという一手間から解放されたことで生まれた、写真の撮りやすさです。
その撮りやすさが、撮影テーマに集中する時間を生む
つるたまがポートレートを撮影する際に大切にしている共通テーマは「その人らしさを映し出すこと」
人見知りですが、カメラを持った時だけはファインダーやモニタ越しにめちゃめちゃ喋るようにしております。(それでも人より口数は少ないけど)
それは、話すことや動くことで緊張をほぐしモデルさんの素を引き出すまでの時間こそ重要。
EOS Rは、操作の少なさやレンズを構えている圧迫感が従来機よりなく、その分会話やポーズ指示などに時間や余裕ができます。
その為、今まで以上に撮りたい写真により近づけるために集中できるのです。
撮りやすいからこそ、テンポよくシチュエーション作りもできる
EOS Rは同じ場所でなかなか撮れずにずっと一枚の狙ったカットを撮影するっということがなく、リズムよく狙ってたカットが撮りやすいカメラです。
撮れ高を得て「次の場所に行こうか」と、同じ撮影時間でもさらに写真のバリエーションやテーマを追求しやすくなります。
つるたまはだいたい1~2時間くらいかけて撮影するのですが、この日は1時間以内にロケハンしていた撮影ポイントの撮影終了。
ファインダーやEVFで構えずに写真撮るだけでこんなに違うんだと、実際にポートレート撮影で使ってみてものすごく実感しました...!!
個人的に気に入ってる写真がまだまだあるのです。。。
実際に撮ってみてこんな短時間で撮れると思わなかったっと思うほど、すごく撮りやすいカメラ。
記事内では公開していないお気に入り写真がまだまだ実はあったりします。
いつもの半分くらいしかその場所におらず、初めてお会いしたモデルさんでも、パッと撮れてしまった。っというEOS Rの魅力にあります。
ちなみにモデルさん自身、つるたまのように「自由に動いていいし、常に止まらずに動いていて!」っというカメラマンは初めてだったそうです。
そんな、モデルさんの初めての経験でもカメラマンもモデルさん自身も魅力を引き出し撮影に集中しやすいカメラ。
それがEOS Rなのかもしれません。
この記事の写真は
TAMRON SP35mm F1.8VC
TAMRON SP85mm F1.8VC
上記2本で撮影いたしました。