写真展は数年に1度のつるたまです。
2016年はポートレート専科ファイナルに出るので
ひょっとしたら年内最初で最後の展示が3月です。
さて!御苗場で写真展デビューする方も多いんじゃないかと思います!
会場行くと、「あ!これあると便利なんだ!」とか
いって初めてわかることも多く、
今回は初めて写真展出る人向けの必要なアイテム紹介です!
額装によって違う写真展示方法
(上記の写真はあくまでフレームのイメージです)
写真をセレクトして、プリントを終えたら
実際に壁に展示する方法がたくさんあります。
写真展示を楽しみたい方にオススメなハレパネ
ハレパネにペタッと張る方法が一番カンタン!
軽量のため、両面テープのほか
ひっつき虫などで展示できたりします!
経費的にも一番ライトに済むこの写真展示方法ですが
湿気などでパネルがしなったり曲がりやすいこと
また、接着が強くはないので、展示写真が落ちて凹む可能性があるので
展示写真の重さに合わせた接着方法をしっかり選ばないと残念なことになります。。(^^;
なので、額装はしっかりとしたものを
ヨドバシカメラや世界堂などで選んでおくとGood
基本は釘打ちで展示!それ以外に必要なもの
一度展示したあと、また次の展示に誘われたりして使うこともあるので
ケース入りのタイプの釘を買うと保管時や展示の環境に合わせて打てる便利です!
釘の種類がいくつかあるのですが、スクリューが入っていない釘を選びましょう。
あとはカナヅチなんですが、釘打って写真飾ってみたけど
もうちょっと高さや位置の微調整したい。。。なんてこともあるので
反対側は釘が抜ける仕様になっている職人っぽいカナヅチが便利です。
小学校使ったカナヅチが一番使いやすいと思うのです。
作品が汚れないように白手袋
指紋べたべたついてたりすると結構残念なので。。
会場はホコリが多かったりするのでブロアーは毎日持っていた方がいいですよ!
レイアウトの高さをイメージして写真を展示しよう
展示前に、スペースの幅・高さをイメージして
写真をどの形で展示するか考えておきましょう。
高さに関しては、150mmくらいで会場によって変化しますが
・女性の見やすい目線の高さ
・男性の胸の位置くらい
を、イメージすると見やすくなるかと思います。
写真の釘打ち前に水平や高さを合わせる
まずは、メジャーで高さや写真の感覚を図り
いきなり釘を打つ!!!!
なんてアグレッシブなことはNGです。
レイアウト図をもとにマステや鉛筆などで
作品展示位置の釘を打つ箇所に軽くマーキングしていきます。
マーキングを終えたら、両端のみ軽く釘打ちして
両端の水平のラインを水糸やタコ糸を引きましょう。
水糸を切るのにハサミもあると便利です。
両端の水平が取れたら水準器で確認します。
水平の確認が取れたら、実際に写真を持って当ててみて高さをチェック
大丈夫そうであれば実際に感覚に少し余裕があるくらいで
水平がずれないように釘を打っていきましょう。
ちなみにつるたまは墨出し機で一気に行っており、
これがあるとかなり楽に進みます。
こんな感じで写真ではオフですが
スイッチを入れると壁に十字の赤い線が出るので
水平で時間をとることなく、いきなり釘打ちに行けるし水平がずれないので楽!
写真展示の醍醐味は仲間ができること。展示初心者に気をつけてほしいこと
御苗場など大規模の写真展示は、写真が好きな仲間が増えること
現場で困ったことがあったり、困っている人がいたら
声をかけたりして繋がっていくことの方が、
御苗場を楽しむコツになるのかな〜っと思います!
シンプルに出会う、つながることを楽しむのであれば
ハレパネや直張りといった展示しやすい方法もありますし
より、自分の写真で誰かに何かを伝えたいときは
フレームなどの額装や写真に下駄を履かせたりして
浮かせたりすると、作品としての魅力がアップします。
展示初心者の時に一番気をつけてほしいことは
・水平が取れてないガタガタの展示は見づらいこと
・写真が落ちないようにしっかり釘打ちで引っ掛ける
上記2点になります。
感想ノートを置くのが流行りになっていますが、
不在の時には役立ちますが、
できるだけ在廊して作者と来場者や作者同士で話せることが
写真展の魅力でもあると思うので、
「話すの苦手だから・・・」と遠慮せずに来た人とは
写真という共通点が絶対にあるのでどんどん喋ってみると楽しめますよ!
つるたまは参加してませんが、初日にふらっと行くと思うので
お会いできる方や在廊している方はTwitterなどでお気軽に御声掛けくださいませ。
それではまた〜( ´ ▽ ` )ノ