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写真とカメラとスキなコト

ULTIMOFOTO 一瞬一撮

写真展のセレクトは「個人の感情で選ばず、第3者の視点で選ぶこと」

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6月4日からの写真展時の写真を5日前に急遽決めたつるたまです。

突発的に参加するとガチで展示とか、プリントとか間に合わなくなる勢いでわたわたします!

っということで、今回はこれから写真展に出展する方向けに一例として
つるたまがなにを基準に選んでいるかをご紹介しようかと思います。

 自分が好きな写真に突っ走って選ぶと奇跡か天才じゃない限りコケます。

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いままでつるたまが参加した写真展は御苗場以外すべて審査がある写真展。

ポートレート専科のみ、審査後展示作品は自分の好きな写真を展示できたのですが
自分が選んだ写真ってどうしても個人の思い入れや大人の事情が強くなるもの。

なにか、だれかに伝えたかったり、自分の実力だめしで写真展に
好きな写真を展示すると思うのですが、
セレクト時に「その写真をみて第3者がどう感じるのか」テーマを持つことが大切です。

写真展のテーマやメッセージ性を統一化する

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今回つるたまが出展する「ひとはだ展」

前回記事に掲載しましたが、急遽参加が決定したため
これから撮影している時間はないどころか
すぐにレイアウトやサイズを決めてプリントや額を決めなければならない状況にあります。

使って楽しい見て楽しいぱくたその写真から出展します!

ぱくたそのつるたま写真からひとはだ展に合わせた写真をセレクト。

ひとはだ展のテーマは復旧復興

被災地の復旧・復興に少しでも貢献したいという想いを形にするために開催し、入場料を含むすべての売上を募金いたします。東京から熊本へ、写真好きな私たちができることを!17人のカメラマンが“ひとはだ”脱ぎます。 

 写真を見た人がくすっと笑ったり、がんばろう!と思えるような
「がんばろう!」をコンセプトに写真を選んでいきます。

写真を選んだら写真を並べて第3者目線で考える

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写真を選んだら、「自分が好きな写真」の思い入れを一旦外して
第3者がその写真を見たときになにを感じるかを基準点に写真を選びます。

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ゆかちぃさんに笑顔で微笑みかけられたら頑張れる人って多いと思うし

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IRIS MONDEのさったんの写真も勢いがあってがんばれそう!

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ラスボス感のあるエト牛も「立ち上がる」というメッセージ性は伝わったり

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YouTubeNextUp2016に入った自転車YouTuberけんたさんの写真も
勢いがあって好きである!

つるたまはどの写真を展示するのか?!

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じつは今回の記事に使用している写真はつるたまが出展作品からはじいた、
個人的な思い入れのある写真で構成されており、
その写真見て「明日からまた頑張ろう!」っと思うには
ちょっと弱いかなと感じた写真です。

この写真いいな!っと思って並べてみると
・めっちゃ写真ありすぎて選びきれない!
・どれも出したい!
みたいなことってあると思うのですが、

・展示コンセプト
・第3者が見たときに何を感じるのか
・写真の統一性があるか

この点を加味して選ぶと、さらにふるいにかけられ
展示した際に、来場者にメッセージが伝わりやすくなるので
一例の方法としてご紹介いたしました。

写真展は必ずしも、テーマを持って出さなければいけないわけでなく
好きな写真を誰かに気に入ってもらったりその写真でつながりが増えたりするのも楽しみなので
絶対にやらなきゃいけないというわけではないのであくまで一例として御考えください!

それでは実際に写真展「ひとはだ展」にご来場いただくと、
実際にセレクトした写真との見比べもできるように記事化していますので
ご来場お待ちしております!