カメラマンになるには 後編
写真を仕事としてはじめるときに大切なこと
一眼カメラが普及し、写真が好きで撮影しているうちに
撮影の担当になった。
これから転職してカメラマンになるにはどうしたらいいんだろう。
そんな方向けに前編を書かせて頂きましたが今回は後編。
脱サラしてプロカメラマンになりたいときに準備しておくこと前編 - 元カメラ販売員のカメラマンストーリー CameraStory
ひょっとしたら 「これって私だけ?」かも知れませんが
写真+付加価値と交渉術と月収別に
10・20・30と、3つの壁に当たった経験から
写真の仕事とカメラマンになりたいと思ったときに
必要な単価交渉のお話をからめて御紹介していきます。
月10万円を目指す!カメラマンのバイトを探す
いきなりカメラマンだけで生活していくのはかなりのハードルが高いので
土日などの休日を使い徐々にシフトして行く方法が最初はおすすめです。
昔にわたくし自身が行っていた方法のひとつで
面白い案件があればと思い登録してその流れでいまだに
こういったお話用にチェックしているのですが
一般的なバイト求人サイトなどに登録していると
学校写真や結婚式のカメラマン バイトの求人情報が
月に何回か見受けられます。
また、ディズニーで働いてみたい!
っというひとはフォトワークスさんが時給1000円ほどで
募集かけていることもあります。
だいたいのカメラマンバイトは時給1000円くらいで
高くても1日8000〜16000円くらいでしょうか。
休日、月8日間で64000〜くらいになる
っと仮定すると副業としては案件次第で128000円くらいまで
伸び白があるので、安定してきたらいよいよ
カメラマンを本業としてスイッチする準備ができたのかも!?
意外!?月20万円のカメラマンになるのもじつは厳しい
趣味の写真で生活出来たらいいなっと思う方は多いかもしれませんが
上記の様に稼いでいても
平日も含めて週5で月20万円で社員 カメラマンの求人
ってかなり少ないです。
月20日働くと考えたら
1日1万円稼げれば20万円行きます。
そんなわけで
毎日撮影があるカメラマンになるには
個人的に関わっていてぱっと思いついたジャンル3つになりますが
新聞社や出版社などのメディア
ECなど行っているWEB媒体系
撮影スタジオ
上記の様な毎日撮影がありそうな会社のサイトを見てみたりして
求人情報を探して問い合わせてみるのも一つの手段となります。
社カメで20〜30稼げるようになったら
そのまま社員でいた方がひょっとしたら幸せかもしれません。
でも、会社飛び出したくなっちゃうんだよな〜
っということで
独立して月30万円稼ぐ為に僕が行ってる単価計算
独立後、師匠のカメラマンや元いた会社から仕事をもらっている他に
知り合いからの紹介や代理店経由だったり
WEBからの問い合わせをきっかけにお仕事をさせて頂いている
っというのがここ最近周りで多いお仕事の受注方法かと思います。
会社によっては決まった単価がありますが、
新規の案件や、特殊なお話の場合社員のときと違い
撮影以外の作業時間や機材単価経費を含めることが必要です。
とある金額で仕事受けていると数年でヤヴァイことになり
一度わたくし借金かなりヤヴァかったことがじつはありますのでご注意を
仕事を受ける前に価格相場を調べる
かんたんな撮影なので!数点だけなので
5000円や1万円で撮影してください!
この案件安いんですがその分いい人紹介します!
そういうお話けっこーありますが、
プロじゃないしいいかな。。
かんたんなら興味あるしやってみようかな
っと思った方はご注意を
そういった案件に多くイメージ写真みたいな人がいて
何度も撮り直しやクレーム、うまくいっても薄利多売な無限ループが待ってます。
でもいくらが価格相場かわからない。。
じつは同じ商品や被写体でも使用先がWEBなのか雑誌なのか広告なのかで
同じ被写体でも単価は大きく変わります。
キーワード「価格相場」ではさすがに出てきませんが
例えば 「ブライダル アルバム」「商品 撮影」など
ユーザーや企業側の視点でキーワードを入れると
様々な料金価格が浮き上がってきたり
その業界で今売れている企業を参考にして
撮影と編集作業にかかる時間を算出して
しっかりとその金額になる理由付けを明確化しておくと
発注者側も適正な価格と判断してもらいやすくなります。
またカメラマン同士の横のつながりも強化しておくと
この撮影案件の場合いくらぐらいが妥当なの?
っと価格含めて撮影方法の相談なども出来るのでおすすめです!
例え数時間の撮影であっても
コアタイムの撮影は他の案件がきたときに受注出来なくなりますので
明確な料金プランを公にしなくても作成しておきましょう。
不毛な価格競争には参加しない為に自分の強み(付加価値)を明確に
もし自分の価格と異なる金額がきた場合の対応方法例
A社○円 Bさん●円 今二人に見積もり取っていて
この値段でお願いしたいんですが・・・
「じゃぁ○円で受けます!」とサクッと価格を下げて話すと
「検討してまた連絡しますね!」
っと言われて連絡が無い場合もあります。
カメラマンになってしばらくしてから知りましたが
ビジネスなので価格を下げる競合を探しているケースがあるんですね…
カメラマンは
写真という商品サービスを販売して生活している事業になりますので
価格設定は個人の自由で差がありますが
事業にあった相場をしっかりと調べ、
適正な価格で販売することが必要になります。
もし他社と比較検討されるケースがあれば
自社サービスの強みやオプションでお値段以上の付加価値を提案することで
現在わたくし仕事の強みとして活動しております。
これからカメラマンになるには 写真+αの魅力を
現在カメラマンのお仕事はフィルム出して終わり!ではなく、
写真+の提案力や企画力であったり、
WEBやアルバム制作など撮影以外のお仕事が求められてきています。
PHOTOSHOPが使える!
イラストレーターが使える!
っというのも必須の武器になりつつあります。
現在WEBでのチャンスはかなり広がってきており
Webマーケティングが出来るカメラマンを
個人的には突き進んでいこうかなと思っておりますが
自分自身の+αな魅力や付加価値を活かした
カメラマンが今後需要が増えていくのではないかと考えております。
今回も写真はぱくたそさんから
沈黙のWEBマーケティング企画の写真を主におかりしました!(´・ω・`)ノ
つるたま名義でぱくたそさんに写真提供しております!
沈黙のWebマーケティング素材|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ
これから写真のWEBポートフォリオ作りたいカメラマンの人にも
WEBの活用運用方法とかかなりわかりやすいので
読んでみるといいかもです!

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はてなブログ今週のお題「これって私だけ?」に参加させて頂いております。
かなりの長文におつき合い頂きましてありがとうございます!
これ書くの3時間くらいかかった。。(;・∀・)