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色温度でさわやかに!ストロボカラーフィルターの効果的な使い方

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ストロボにはいつも色温度系のフィルターをつけてるつるたまです。

はてさて、先日、シネマズBy松竹の企画で乃木坂46能條さんを撮影させていただいたのですが、「あの写真いい!」みたいな話が友人づてに来たので、色温度の遊び記事も増やしていこうかなと。

そんなわけで今回はストロボフィルターで一番活用したい色温度系のジェル(フィルター)。透明感のある写真も撮りやすくなるので今回は色温度ジェルを使った効果的な使い方をご紹介していきます。

 今回のノーストロボ時の露出

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色温度を電球マーク 3200KBに設定するとこんな感じに青く写ります。この色を応用してまずはメインライト1灯で肌色を起こしていきます。

メインのストロボに3200KBのジェルを装着

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メインのストロボに色温度フィルターを装着すると、全体の色がだいぶ変化するのがわかるかと思います。

この3200KBのフィルターは夜景ポートレートなどの撮影時にも重宝できるので、いつも財布やストロボと一緒に持ち歩いておくのがおすすめです。

このままだと全体の色と明るさの印象がすっきりしないので、もう1灯サブのストロボを加えます。

サブのストロボはキーになるように人物の背後に壁向きに設置

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続いてサブになるストロボの明るさと位置を調整します。

今回は人物の背後に隠れるようにサブのストロボを設置。

背景に向かってストロボを光らせているので、光の強い部分は白く写真の四隅に向かって暗くなるようなグラデーションを作っています。

前回説明したストロボの光量の他に、壁との距離によってもストロボのハイライトや濃さを調整できるので、好みの位置にグラデーションが広がるようにストロボと人物の位置を決めるのと、メインとサブの異なる色温度のストロボが今回のポイントです。

1灯づつ、しっかりと役割を決めてから2灯で微調整

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2灯合わせると、サブライトで作ったハイライトと爽やかな青が引き立つようになります。

ノーストロボ時は3200KBで青く映る部分を、メインライトで3200KBを補う効果があるジェルを装着し、サブライトには意図的に何もつけず二つのストロボの色温度を差を効果的に活用しております。

応用して地明かりやメインライトの明るさを明るくしたり、サブライトの距離を調整したりすることでさらに爽やかな青を出すこともできるので、色温度フィルターを一度使うと結構ハマるのでおすすめですよ!

それではまた!

今回の使用機材 NissinDi700a x2灯 + Air1 

ROGUE ユニバーサルフィルタ

 ストロボのフィルター(ジェル)はROGUEの3200KBを使用。類似品だとかなり安く買えます。

 

告知:月1ハウススタジオでイベントはじめます。 

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ゆる〜くハウススタジオで遊ぶ会 | Peatix

ハウススタジオ借りてからなかなかできていなかったのですが、スタジオでのイベント企画を進めていきます。
第一回はスタジオ体験会としてゆるーくやろうと思っておりますので、
これからストロボ覚えたい方やプロフ写真欲しい方などご希望の方いましたらお気軽にどうぞ。