TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2を購入してから一ヶ月近く経ちました。
すっかり気に入ってしまいCanon純正レンズはドナドナしてProfoto購入資金に回したほど、以前のAFスピードが遅い印象を吹き飛ばしてスポーツ撮影でも十分使えるようになっております。
その特徴は色とAFスピードなのですが、今後F2.8のレンズ欲しい方向けに早速ご紹介して行きたいと思います。
TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD G2
まずは開封の儀!
レンズポーチ付属しておりまして、フィルター系は82mm
amazonでたまたま安くなってたのでHAKUBAのプロテクターを購入してみました。
どこが変わったの?新旧TAMRON SP24-70mm F2.8VC
モデル名 | (新) | (旧) |
レンズ構成 | 12群17枚 | 12群17枚 |
最短撮影距離 | 0.38m | 0.38m |
フィルター径 | Φ82mm | φ82mm |
質量 | 905g(キヤノン用) 900g(ニコン用) | 825g |
絞り羽根 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
手ブレ補正効果 | 5段(CIPA規格準拠) |
通常新しくなったレンズはスペック表でも現れていますが、TAMRON SP24-70mm F2.8 VC G2の進化はスペック表とは別なところにあります。
特殊硝材を贅沢に使用することでこれまでにない色の再現性と描写性能を実現
モデル Miki Clark https://www.instagram.com/meet_miki_official/
夕景時に撮影した効果もあるのですが、「今までのタムロンってこんなにきれいに色出てたっけ?」って思うほどに空の青がすっきりと出たりピントもきれいに来る。
同じレンズ構成でも使ってみると全く違う!っという実感がすぐに体感できた。
ナノテクノロジーを駆使したタムロン独自のeBANDコーティング
フレアやゴーストを食らわせたい!!っというめちゃめちゃeBANDと逆行したことを写真を撮影する中で行いたいケースがある。
ちょっと意地悪問題なのですが、人物の右側をみるとほぼ太陽を背にした状態で、床にも反射している部分が見えると思う。
通常のレンズなら意図的にもう完全にふわふわの光で撮れるはずがほとんど出なくてeBANDのゴーストフレアを抑える効果にちょっと負けた気持ちになった。(レンズとしてはいいことなんだけど撮影意図としては負けた気持ち)
新制御システム、デュアルMPU(マイクロプロセッサ)を搭載
STARDOM No2
— つるたま (@tsuru1981) 2018年2月11日
2018.2.10 SHINKIBA1stRing pic.twitter.com/Dv5DZKmKYf
新制御システムである、デュアルMPUが搭載されたというのが撮りやすさ・操作性の肝になるAFスピード。
プロレスなどスポーツの撮影にも持ち込んでいるがほぼ純正レンズと変わらないくらいのスピードでAFがあう。
厳密に言えばCanon純正レンズの方がほんとわずか早いくらいの感覚はあるけども、旧レンズと比べれば純正レンズとのAFスピードの差はかなり払拭してきた印象です。
もう全然使えるから、キヤノン純正レンズほぼ使ってなくてつるたまの仕事レンズはほぼTAMRONになっております。
料理や小物撮影もサクサク撮れる
最短撮影距離は0.38mなので、ある程度にはなりますが標準ズーム域24-70mmの画角を生かして様々な被写体をこのレンズ一本で撮ることができる。
発色とかもきれいだし、結構お気に入り(・∀・)イイ!!
実際肌色めちゃめちゃきれいでポートレートにもすごくいい
モデル 美邑 弘海 (@deps6712132330) | Twitter
つるたまがTAMRONにこだわる最大の理由が肌色など色の忠実さや細かさ。
個人的な実感にはなりますがここ最近のメーカーレンズはコントラストが高く色が濃いめの印象。
ライトルームとかで作業すれば高く濃くはできるから、レンズにはできるだけ元の忠実さや階調を求めています。
TAMRON 24-70mm F2.8 Di VC USD G2で室内ポートレートを撮影したところ、求めてた色がバッチリでた!!
この少しフィルムライクな色や懐かしさ、はかなさが出る。
それがこのレンズを選んだ最大のポイントです。
F2.8系の標準ズーム欲しいなっと悩んでる方は、検討候補にぜひ入れて見てはいかがでしょうか。
それでは、また。