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脱サラしてプロカメラマンになりたいときに準備しておくこと前編

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ここ最近、「カメラマンになりたいのですが・・」
っと相談を受けることが多くなってきたので
プロカメラマンになりたいときに準備しておきたいことがらを御紹介いたします。

 

 

まずはポートフォリオ

いざ、カメラマンになりたい!っと思っても
そう思ってる人はめっちゃいます!

そんな脱サラしてカメラマンになりたいと思ったときに
ポートフォリオやプリントやサイトで作っておくだけで
他の人との差がつくだけでなく、
どんな写真が好きなのか得意なのかがみた人にわかるようになります!


御苗場出展者必見!ポートフォリオ制作時に注意したいこと - PHOTO WORK NEWS


下記のSHOT JAPANやWiXやTumblerなどでもいいので
事前に制作しておき、自分のアピールに活用しましょう!


SHOT JAPAN Gallery Portal

 

ちなみに鶴田は下記の感じでまとめております。


写真から一眼ムービーまで MAKOTO TSURUTA

 

 

 

なにが撮りたいかを明確化しよう!

カメラマンと言っても商品撮影や料理写真 スポーツ
広告 報道 スポーツ 商業など様々なジャンルがあります。

鶴田はサッカーとプロレスが好きで
カメラマンを目指したのがきっかけで、
週刊ゴングというプロレス雑誌の出版社に入社いたしました。f:id:maphoto:20150123152822j:plain

ご自身がどのフィールドでやりたいのか
スタジオなのか、広告なのか、
雑誌なのかどんな写真で活動したいか
絞り込んで考えてみると、実際に働く環境が見えてきたりして
写真の仕事を探す上で見つけやすかったり、
それがちゃんと答えられれば採用してもらえるチャンスも増えるかと思います。
※逆に言うとそれも言えないのにむやみやたらに営業してくる人めっちゃいます。。。

 

薄給ですがだいじょうぶですか?

全く初心者でも比較的入りやすいのは
ECサイトの商品撮影やブライダル・学校写真などのジャンルがありますが
1日1万円程度の会社が多く、カメラマンやりたい!
っといっても、つらくて短期間で辞める人はよくいます。

1、2年、初心者でも入れるECサイトやハウススタジオなどで経験を積んでいれば
アシスタントに入れたり違う撮影チャンスが巡ってきて
ステップアップするチャンスが来る場合もあるんですが
まず最初に耐えられるかどうかって意外と重要なので
お金とメンタルの貯蓄大事です!

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作品性があっても生き残れる世界ではない

TwitterやSNSでリツイートなどかかる
ちょっと有名な人が以前入社してきました。
写真の作品としての撮影は写真展やっていたり
Twitterでリツイートそこそこかかるくらいうまいです。

でもある日・・・

まず入るだけでもふるいにかけられて、
その覚悟があったから採用になったにもかかわらず
何も覚えないうちにすっといなくなってしまいました。。

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写真には好きな写真を撮って売る作家と
ニーズに応えるビジネスのざっくり2種があります!

「好きな写真撮って生きてていいな〜」ってよく言われますが
理想と現実は違って上記のようなことが起こります。

どんな仕事でもクライアントさんや
その写真を必要としている誰かがいて
お金を出して撮影してほしい相手がいて成り立ちます。

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相手がどんな写真を撮影してほしいのか?

しっかり聞いて、理想の写真を撮ることが第一であり
自分の作品性で写真を撮るというのは初期段階ではほぼありません。

個人の味よりも、写真をビジネスとして
定期的に仕事を受ける為にはしっかりとヒアリングして
ニーズにかなえることが必要になってきます。

 

それでも自分の好きな写真で喰いたい!

ご自身の感性で写真を撮って行きたい!っと言う方には
作家をおすすめいたします!

写真展やギャラリーなどどこかきっかけを得られれば
一点数10万円で写真が売れることもありますが
毎月バンバン売れる人はごく一部でありその道もまたかなり険しいので
相当な覚悟がやっぱり必要です。。

 

まとめ:一番必要なのは写真の腕よりも気持ち!

現在カメラマン業界は、
クライアントさんからの経費削減での発注本数の減少や
中には倒産など珍しくありません。

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フリーカメラマンで食べていく
生き残ることは年々過酷になってきており、
そんな中でどれだけ過酷でも写真で生きていく覚悟は一番見られると思います。

 

写真に関わる広告代理店を狙う方法もありますよ!

フリーだと過酷なので
社員カメラマンとして入れそうな会社を探してみるのも一つの方法

。。。ですが!

いきなりカメラマンになるよりも
広告会社などで写真に関わる仕事をしながら
脱サラして写真の仕事を始めている人も出てきているので
関係値を気づいてからカメラマンに入る方が
今は個人的にいいんじゃないかと考えております。

 

後編は実際にカメラマンの仕事の探し方編に行きます!

そんなわけで、写真の話よりもメンタルの話が主になりましたが
写真の腕は入った職場によって必要スキルが異なり現場で覚える物でもあり
写真がうまいというよりも「人間性」を見られてる部分が大きいです。

 

次回はお仕事の見つけ方やあると有利になるスキルを御紹介していきます。

 

っというわけで今回も大量にぱくたそさんの写真をお借りいたしました
いつもお世話になっておりますm(__)m


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