ついにLightroom mobileにHDR機能がキタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!
2017.03.07にiOS版、Android版がRAW HDR(ハイダイナミックレンジ)の撮影モードを搭載したアップデートをリリース。
https://blogs.adobe.com/creativestation/photo-lrm_hdr
さらに、iOS版ではLightroom mobileのカメラ機能を通知センターに登録し、瞬時に立ち上げることが可能になった。
今回早速使って見たので、ご紹介いたします。
かんたんに夜景写真が近未来になるLightroom mobile HDR
まずは、Lightroom mobileアプリを起動し、カメラを選択。
丸いシャッターボタンの近くに「AUTO・Pro・HDR」のいずれかが表示されているのでHDRに。
Proモードではシャッタースピードなどを調整できるが、HDRモードではシャッタースピードはなくなり、WBや明るさを調整できる。
撮影すると、「最後のHDR画像を処理しています。」と表示される。
通常、カメラのHDR機能は2枚の写真から作成されるが、Lightroom mobileでは3枚のDNGファイルを撮影して自動的に位置修正、合成、ゴースト除去、トーンマッピングをデバイス内で行う。
HDRで撮影された写真は、コレクションの画面で「HDR」と表示されるので一目でわかり、PCで表示した場合はファイル名に「ファイル名-HDR.jpg」の様にHDRがファイル名につくので一目でわかる。
対応の機種は
iOS iPhone 6s&6sPlus iPhone7&7Plus iPhone SE iPad Pro 9.7など
Android Samsung S7、S7 Edge、Google Pixel Pixel XL
一通り今回の機能をお話ししたところで早速写真を比較してみよう。
Lightroom mobile カメラProモードで撮影した写真
Proモードにある、シャッタースピードを落として撮影したもので今までの夜景の感じならこうなるだろう。
Lightroom mobile カメラをHDRモードで撮影した写真
ほぉぉぉおぉぉぉおぉぉおぉぉお!!!!一気にカネダとテツオのAKIRAの世界!!!
スローシャッターにならずに撮影できる様なので手持ちでもこの仕上がりになるのはかなり重宝できる。
JPGに比べDNG HDRはシャドー部のノイズが少なく、解像感が高くなるのも一つの特徴。
撮ってしばらく待つだけでこの仕上がりは、ライトルームモバイルのアプリに慣れてない方にはすごく(・∀・)イイ!!
イメージと違ったら、さらに調整もできるぞ!
あくまでアプリが自動で設定を割り振っている様で、今回試したデータは同じ時間帯だったからか、上記のハイライト・シャドウ・白レベル・黒レベルの設定が一定だった。
撮影してHDR処理が終わった後は、通常通り操作できるので、自分の好みのイメージに近づけて調整していきましょう。
各項目の調整方法などはこちら
iPhoneの通知センターにLightroom mobileカメラを追加する方法
通知センターの画面に行き、編集を選択。
ウィジェットを追加から、Lightroom mobileを探して追加すると上記の画面になるので完了を。
すると、通知センターに「カメラ」が表示される様になるので、いままでロックを解除してアプリを立ち上げてようやく撮れるというわずらわしさから解放され、瞬時にLightroom mobileカメラで撮影できる様になる。
ちなみに、この通知センターに登録以外に、スマホ上のLightroom mobileのアイコンを長押しするだけでもカメラを立ち上げることができる。
シャッターチャンスを逃さなくなるだけでなく、iPhoneのカメラよりもイメージ通りに仕上げやすいので、この設定しておくとさらにスマホでも一眼並みの写真撮りやすくなりますよ。
スマホカメラでもかんたん!HDR機能で慣れたらさらにLightroom mobileを使いこもう
写真現像に慣れていない方でも、Lightroom mobileのHDRモードは自動で調整してくれるのでかんたんに近未来的な写真が仕上がる。
今回は夜景での紹介でしたが、明暗差がある逆光時などにもRAW HDRは活躍してくれるので、夕焼けや晴天逆光時にも積極的に使いたい機能だ。
徐々にLightroom mobileの操作に慣れてきたら、気になる項目を直感的に操作しながら試してみてはいかがでしょうか。
Lightroom mobileのダウンロードは下記のAdobeさんからどうぞ。
それでは、また!