
はい!今回きたのは新江ノ島水族館でございます。
先日からこちらのブログに登場できるカメラ女子モデルさんを探してまして第一弾。
水族館の写真の撮り方をお届けいたします。
今回のカメラ女子 かずささん

カメラ女子 かずさ (@zusa_) | Twitter

愛機はNikon D5200 TAMRON18-270mm
美大生で、カメラの授業はあるけども、カメラの設定の話はあんまりないので撮り方教えて欲しい!とのことで今回水族館へやってきました。
かんたんな設定はスポーツモード

まず水族館で写真を撮るうえで、一番かんたんな設定はスポーツモード。
それだけでいいんですか?
AFやシャッタースピードなど動きものに対応してくれる設定なので、ある程度はこれでOK
(ある程度・・って?!)

(パシャっ)とりあえず撮って見ました!
ゆっくりと泳いでる魚や明るいところでは撮れるのですが、例えばこんな感じ。

えっ?!水槽の色とか全然ちがう・・・?
そう、動きものには対応してくれるのですが、きれいに水槽を撮るとするとマニュアルがおすすめです。
水族館でのマニュアル撮影、カメラの設定方法

まずは、モードをMに設定。

ISOは3200前後の高めに設定。できるだけはやくシャッタースピードを切れる状態にします。WBは電球マークのタングステンかAUTOで、保存形式をRAWにしてあとで調整すればOKです。(水槽ごとに微妙にWBが違うので)

AFの設定とかはどれがいいんですか?!
AFエリアの設定は使いやすいもので構いません。むしろフォーカスモードが重要でコンテニュアスAFサーボやCanonならAIサーボにすることで、動く被写体を追っかけてくれるので設定しましょう。
ワンポイント:ISO3200 F5.6(レンズによってはF6.3)に固定したら、明るさはシャッタースピードで調整する。

見違えるくらい、きれいになりました!!
水槽は緑になりやすいので、マゼンダを少し入れてあげたりすると水中の感じが強調されていいですよ!
スローシャッターで流し撮りに挑戦

この写真、一匹だけにピントが合ってて目を引きますね。
さかなは基本的に一定方向に泳ぐため、1/30以下のシャッタースピードをうまく使うと、流し撮りができます。
カメラを構えて、魚の動きと同じスピードでカメラを振ることで撮影できるので挑戦して見てくださいね。
水族館の撮影はタイミングの練習にもなる

色や明るさはきれいに撮れるようになってきたのですが、他にもいい撮り方ないですか?
そうですね、空間とタイミングが命になるのでたとえば・・・

単体ではなく集合体で、くらげであれば向きが揃ってる時や

線や形、また光に向かっていく様なタイミングで狙って撮ると効果的です。
イルカショーは高速シャッターで水しぶきを入れて撮る

つるたまさん!イルカショーまであともうちょっとですね!

イルカショーの撮りかたって何かあるんですか?
おぉ!アグレッシブにアップで狙った効果で迫力が出ていいですね。
屋外のイルカショーはシャッタースピードを1/1000以上に出来るだけするともっと水しぶきが止まってカッコよく撮れます。

青空だともっと綺麗に出るのになと思いつつ、粒一つ一つまで止まって見えるので、あとは水面から出てくる瞬間やイルカの形を狙って撮って見ましょう!

(パシャり)
(言ってすぐこのサイズとタイミングで撮れるってタイミングのセンスあるな・・・)
水族館の写真の撮り方まとめ

本日のおさらいです!
水族館で写真の撮り方は、難しければスポーツモード。
可能であればマニュアルでISO3200 F5.6 あとは明るさをシャッタースピードで調整。
WBは電球、もしくはRAWで撮影して現像時に微調整を。
1/125以下は魚のスピードによってはぶれるので注意!
屋外のイルカショーはシャッタースピード1/1000以上出るのであればISOを400や800にする。

あとは空間やタイミングを狙って撮る!ですね。
そうそう。本日はおつきあいいただきましてありがとうございました!
