広告で見たあの写真、今ある機材でどうやったらできるかな〜?っと模索してるつるたまです。
街で見かける化粧品や人物を使った広告写真。
あんな写真撮って見たいと思った方もいるはず!
そんな現役広告写真のライティング例が、「broncolorでつくる プロフェッショナル最新ライティング」で公開されていたので、早速ご紹介していきます。
プロが現場で使うストロボ broncolorを販売するアガイ商事25周年
ストロボマガジンでもお世話になっている、アガイ商事さん。
最近では銀一さんのProfotoを使う方が多いのですが、プロの第一線で根強い人気があるのがbroncolor。
そんな、blroncolorを取り扱うアガイ商事25周年を記念して出版されたのが「プロフェッショナル最新ライティング」
この写真撮って見たい!と思う様な、化粧品や有名人のポートレートだけでなく、PEPSIやオリンパスPEN-F キヤノンEOS M5の広告写真などのライティングも解説されている一冊となっている。
今回はその中から、商品写真の中でも難しい時計のライティングを実践してみます。
時計のライティング使い&必要なもの
とはいえ、broncolorで全部撮るとすると軽く60万円はストロボだけで超える・・・。
ので、LED3灯とプラ板2枚、アクリル板1枚を用意。
上記図では背景のLEDがむき出しですが、時計の下に、プラ板一枚と透明のプラ板。
むき出しのLEDの前にもう一枚のプラ板を設置しました。
使ったのはこちら
早速57ページを参考にライティング
まずは簡単に設置した例。
時計の難しいところは、ガラスが反射してしまったりするところ。
LEDや書籍で使用されているピコライトは、どこが反射するかわかるので非常にライティングがしやすいという点。
ファインダーとにらめっこしながらこの反射がないところにライティングを微調整します。
ライトの位置と明るさを調整してこんな感じに
アクリルや透明の板を使用することで鏡面になり、洗練された高級感などが出やすくなります。
完全に光を抑えると、光沢感がなくなってしまうので、適度に光らせたい部分に照りを入れます。
もっと広告っぽいライティングに仕上げたいときは色温度をずらす
先ほど光りすぎてしまっていた、時計の外側部分を光量を抑えることで調整し、メイン2灯はタングステンになる様に、オレンジのフィルターを。
上記の図の様に装着して撮影しました。
見ながらやると、意外と簡単にできたりするのでストロボもっと覚えたいというときは、この一冊を読んでみるとかなりライティングの引き出しが増えるのでオススメなのです。
ここ最近のストロボライティングは、予定調和を不規則なライティングで崩してフィルムっぽさを出すのが流行りの様で、各カメラマンがそんなお話にも触れているので読み物としてもいいかもです。
それでは、また〜!
あわせておすすめの関連記事