
夜10時。本業から帰宅し、ようやくPCの前に座る。
そこから深夜1時まで、ひたすらLightroomのスライダーをマウスで左右に動かす作業。
「俺、何やってるんだろう……」
1回の撮影で1,000枚。
セレクト200〜300枚から現像。
1枚につき数秒のロスが、チリも積もれば1時間の睡眠不足に変わる。
「この現像という名の『終わらないマラソン』から、誰か僕を救ってくれ。」
そんな僕のデスクに現れたのが、TourBox Elite Plusという名の、一見すると「ただの黒い塊」でした。
結論を先に言います:これは「文鎮」ではない。「時間」です。
この記事で分かること
✅ TourBox Elite Plusの実使用レビュー(Neo→Elite Plusへ乗り換え)
✅ Neo/Elite/Elite Plusの徹底比較と選び方
✅ 2026年最新価格と最安値で買う方法
✅ Lightroom現像が劇的に変わる理由
✅ 「買うべき人」「買わない方がいい人」診断
✅ 競合製品(Loupedeck)との違い
この記事を書いた人:
つるたま|プロカメラマン(10年以上)
インタビューや、スタジオポートレート、不動産建築撮影、料理撮影など1回300-1,000枚現像
TourBox Neo使用歴2年→Elite Plusへ乗り換え
【結論】TourBox Elite Plusを買うべき人・買わない方がいい人
✅ 今すぐ買うべき人
- 毎日Lightroom/Photoshopで1時間以上作業している
- 深夜まで現像作業が終わらず睡眠時間を削っている
- 1回の撮影で300枚以上現像することが多い
- iPadでもイラスト・写真編集をする
- 右手首・肩の痛みを感じ始めている
- 「時短ツールに4万円は高くない」と思える
❌ まだ買わない方がいい人
- 週末にたまに写真編集する程度
- 予算が2万円以下(→TourBox Neoを検討)
- iPad使用予定なし(→TourBox Eliteで十分)
- ショートカットキーに慣れている+それで満足
- 「機材より腕」という信念が強い
目次
- TourBox Elite Plusとは?基本スペック
- Neo/Elite/Elite Plus 徹底比較表
- 実使用レビュー:Neoから乗り換えた理由
- Lightroom現像が劇的に変わる5つの理由
- 2026年最新価格と最安値で買う方法
- 競合製品(Loupedeck)との比較
- 購入前に知っておくべきデメリット3つ
- FAQ:よくある質問10選
- まとめ:4万円の投資で年間120時間を取り戻す
TourBox Elite Plusとは?基本スペック

TourBox Elite Plusは、TourBoxシリーズの最新フラッグシップモデル(2024年12月発売)。
最大の特徴:TourBoxシリーズで唯一のiPad対応
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応OS | iPadOS / macOS / Windows |
| 接続方法 | Bluetooth 5.0 / USB-C有線 |
| 同時接続 | 2台(PC+iPad等) |
| バッテリー | 単3電池×2本 |
| サイズ | 116 × 101 × 44 mm |
| 重量 | 約420g(電池込み) |
| カラー | クリアートランスパレント(半透明)のみ |
| 価格 | ¥43,967(2026年1月時点) |
操作デバイス(全14個)
- ノブ×1(中央大型ダイヤル)
- ダイヤル×2(サイド・トップ)
- スクロール×1(ホイール型)
- ボタン×11(カスタマイズ可能)
- 方向キー×1(十字キー)
対応アプリ(一部)
写真編集:
Adobe Lightroom Classic、Photoshop、Capture One、Luminar、Affinity Photo
動画編集:
Premiere Pro、Final Cut Pro、DaVinci Resolve、After Effects
イラスト:
Clip Studio Paint、Procreate(iPad)、Photoshop、SAI
その他:
Blender、AutoCAD、Cubase等
Neo/Elite/Elite Plus 徹底比較表

現在、TourBoxシリーズは4機種ありますが、写真編集向けなら実質3択です。
比較表:あなたに最適なモデルは?
| 項目 | Neo | Elite | Elite Plus |
|---|---|---|---|
| 価格 | ¥22,743 | ¥39,960 | ¥43,967 |
| 接続 | USB-C有線のみ | Bluetooth + 有線 | Bluetooth + 有線 |
| iPad対応 | ❌ | ❌ | ✅ |
| 同時接続 | 1台 | 2台 | 2台 |
| ハプティック | ❌ | ✅ | ✅ |
| カラー | ブラック | 4色 | クリア半透明 |
| 重量 | 370g | 376g(電池なし) | 376g(電池なし) |
| おすすめ | 予算重視 | PC専用・コスパ | iPad併用・最新 |
選び方診断チャート
Q1: iPadで編集しますか?
├─ YES → Elite Plus 一択
└─ NO → Q2へ
Q2: 予算は3万円以下?
├─ YES → Neo
└─ NO → Q3へ
Q3: Bluetooth接続は必要?
├─ YES → Elite
└─ NO → Neo(有線でOK)
各モデルの「こんな人におすすめ」
TourBox Neo(¥22,743)
- 予算2万円台で試したい
- 自宅デスクのみで使用(有線OK)
- まず左手デバイスを体験したい
- iPad使用予定なし
TourBox Elite(¥39,960)
- iPadは使わない
- PC2台で作業(自宅+職場等)
- Bluetooth接続が便利
- カラーバリエーションから選びたい
TourBox Elite Plus(¥43,967)
- iPadでProcreate/クリスタ使用
- 最新機能を使いたい
- PC + iPadの両刀使い
- 「最上位モデルが欲しい」
実使用レビュー:Neoから乗り換えた理由
僕がTourBox Neoに感じた「限界」
2年間、TourBox Neoを使っていました。正直、めちゃくちゃ便利でした。
でも、3つの「壁」を感じるようになりました。
壁1:ケーブルが邪魔問題
Neoは有線接続のみ。USB-Cポートが足りなくて、ハブを経由すると接続が不安定になることも。
現場PCに接続→ケーブルが短い→PCを手前に移動→作業しにくい…この繰り返し。
壁2:現場で使えない問題
クライアント先で貸与されたPCで作業する時、「ケーブル接続のデバイスを勝手に繋ぐ」のは微妙に気を使う。
Bluetoothなら、サッとペアリングして作業後に切断できる。
壁3:iPad使いたい問題
iPad でもせっかくなので使いたい。
「あれ、TourBox使えないのか…」と絶望。
指で画面タッチ→ペンに持ち替え→また指で…この無駄な動きが増えた。
Elite Plusに乗り換えて変わったこと
1. Bluetooth接続の快適さ

デスクがスッキリ。ケーブル1本減るだけで、こんなに快適になるとは。
持ち運びも簡単。カフェ作業でも使える!
2. iPad + Procreateが爆速に
キャンバス回転・ズーム・ブラシサイズ変更が、すべて左手だけで完結。
指で画面を触らなくていい = ペンを手離す頻度が激減 = 集中力が途切れない
3. ハプティックフィードバックの絶妙さ
ダイヤルを回すと「コリコリ」という振動が返ってくる。
これが「今、露光量を1段階上げた」という触覚フィードバックになり、ノールック操作が完璧に。
目は写真だけを見ていればいい。手が勝手に動く感覚。
Lightroom現像が劇的に変わる5つの理由
理由1:「目」と「右手」を解放する

従来の現像フロー:
- マウスで画面右のパネルにカーソル移動
- 「露光量」の項目まで上下スクロール
- スライダーを左右にドラッグして微調整
- 写真を見る→また調整→繰り返し
TourBoxあり:
- 左手でボタン押す(露光量選択)
- ノブ回す(調整)
- 完了
視線は常に写真だけ。
右のパネルを非表示にして、フルスクリーンで写真を見ながら現像できる。
これが 「ダイナミックパネル」 の革命。
理由2:ダイナミックパネルの革命

2025年10月にリリースされた最新機能。
どう革命か?
従来:Lightroomのパネル(右側)を目で見ながら調整
現在:TourBoxの画面上に調整中の項目だけが表示される
メリット:
- 画面を広く使える(13インチノートPCでも快適)
- 2画面で作業時、メイン画面は写真、サブ画面にパネル表示可能
- 「今、何を調整しているか」が一目瞭然
理由3:マスク/削除ツールが自動ポップアップ

マスクツールや削除ツールを選択すると、自動的にブラシサイズ調整パネルが出現。
ノブを回すだけでブラシサイズ変更。
従来:
マウスで[ブラシ]→[サイズ]→スライダー調整→描画開始
TourBox:
ダブルタップでブラシ起動→ノブでサイズ調整→即描画
Photoshopに転送してレタッチする頻度が激減しました。
理由4:レーティングが片手完結

従来:
- 右手:←→キー(写真送り)
- 左手:1-5キー(星評価)
- 両手必須
TourBox:
- 左手だけ:ダイヤル回転(写真送り)+ボタン(星評価)
- 右手フリー
右手でドリンク飲みながら作業できる。
長時間撮影後、1,000枚のセレクト作業。右手が空いてるだけで、こんなに楽になるとは。
理由5:設定のコピー&ペーストが瞬時

同じ設定を複数枚に適用する時、カスタマイズしておけば
TourBox設定例:
- ボタン[C1]:設定をコピー
- ボタン[C2]:設定をペースト
従来のショートカット(Ctrl+C, Ctrl+V)より速い。
理由:
- 左手の親指だけで完結
- ボタンの物理的な位置を体が覚えるので、見なくても押せる
2026年最新価格と最安値で買う方法
各モデルの価格(2026年1月調査)
| モデル | 公式価格 | Amazon | 楽天 | 最安値 |
|---|---|---|---|---|
| Elite Plus | ¥43,967 | ¥43,967 | ¥43,967 | ¥43,967 |
| Elite | ¥39,960 | ¥39,960 | ¥39,960〜 | ¥36,427 |
| Neo | ¥25,960 | ¥22,743〜 | ¥23,000〜 | ¥22,743 |
最安値で買う方法:
- Amazon(ポイント還元あり)
- 楽天市場(楽天ポイント・SPU活用)
- 公式サイト(たまにセール実施)
過去のセール事例:
- 2024年9月:予約販売で最大26%OFF(Elite Plus発売時)
- 2025年10月:秋のBIGセール Elite Plus 15%OFF
競合製品(Loupedeck)との比較
左手デバイスの二大巨頭、TourBoxとLoupedeck。どう違う?
Loupedeck Live S vs TourBox Elite Plus
| 項目 | Loupedeck Live S | TourBox Elite Plus |
|---|---|---|
| 価格 | ¥23,980 | ¥43,967 |
| 液晶画面 | ✅ あり(タッチ) | ❌ なし |
| ダイヤル数 | 0個 | 3個 |
| ボタン数 | 15個(液晶) | 11個(物理) |
| iPad対応 | ❌ | ✅ |
| サイズ | コンパクト | やや大きい |
つるたまがTourBoxを選んだ理由
1. 物理ダイヤルの重要性
Lightroomの露光量・コントラスト調整は、ダイヤルを回す感覚が重要。
タッチパネルのスライダーより、物理ダイヤルの方が直感的で正確。
2. ノールック操作
物理ボタンは、触っただけで位置が分かる。
Loupedeckの液晶ボタンは、視線を移さないと押せない。
3. デスクスペース
Loupedeckはコンパクトだけど、液晶がある分、設置場所に気を使う。
TourBoxは、デスクの端に置いても使いやすい。
Loupedeckが向いている人
- 動画編集メイン(タイムライン操作が多い)
- 液晶カスタマイズに魅力を感じる
- 予算2万円台
- デスクがミニマル
結論:
写真編集メインなら TourBox
動画編集メインなら Loupedeck も選択肢
購入前に知っておくべきデメリット3つ
正直に言います。TourBox Elite Plusは完璧ではない。
デメリット1:慣れるまでの「壁」がある
最初の3日間:
「やっぱりマウスが速い!」と叫びたくなる。
ボタンの位置を覚えるまで、むしろ作業が遅くなる。
1週間後:
体が覚え始める。マウスと同じくらいの速度に。
1ヶ月後:
「もうマウスには戻れない」状態に。
対策:
- 最初は簡単な操作だけ割り当てる(露光量、コントラスト等)
- 慣れてきたら、徐々に機能を増やす
- 公式プリセットを使って、まず体験してみる
デメリット2:価格が高い(¥43,967)
TourBox Neoの約2倍。
「本当に2倍の価値あるの?」
正直、iPad使わないなら、EliteやNeoで十分。
Elite Plusの価値は、iPad対応にある。
| 使用シーン | おすすめモデル | 価格差 |
|---|---|---|
| PC専用 | Elite | ¥39,960 |
| PC + iPad | Elite Plus | ¥43,967 |
| 価格差 | — | +¥4,007 |
iPad使うなら、この4,000円は絶対に払う価値あり。
デメリット3:設定が面倒(初回のみ)

設定してしまえばあとはボタン押すだけなのですが、TourBox Consoleアプリで、ボタンごとに機能を割り当てる必要がある。
自分好みのツールにできる分めちゃめちゃ項目あるので探すのがちょっと大変ではあります。
初回設定:30分〜1時間
対策:
- 公式プリセットをダウンロード(Lightroom用等)
- 自分の使い方に合わせてカスタマイズ
- 他のユーザーの設定を参考にする
つるたまの設定(Lightroom):
- [C1]:設定コピー
- [C2]:設定ペースト
- ダブルタップ:削除ツール、ブラシ、被写体選択
- ノブ:露光量
- ダイヤル:コントラスト、彩度
一度設定すれば、以降は超快適!
FAQ:よくある質問10選
Q1: 本当に4万円の価値ありますか?
A: 「毎日1時間以上」Lightroom/Photoshopを使うなら、絶対にあります。
時短効果を時給換算すると、2〜3ヶ月で元が取れます。
逆に、週末にたまに編集する程度なら、Neo(¥22,743)で十分。
Q2: Neoで十分じゃないですか?
A: こんな人はNeoで十分:
- 自宅デスクのみで使用(有線OK)
- iPad使用予定なし
- 予算3万円以下
こんな人はElite/Elite Plusがおすすめ:
- 現場・カフェでも使いたい(Bluetooth)
- iPad併用(Elite Plusのみ)
- ケーブルレスが良い
Q3: iPad使わないなら、Eliteで良い?
A: その通りです。
Elite PlusとEliteの違いは、ほぼ「iPad対応の有無」だけ。
価格差¥4,007を払う価値は、iPad使う人のみ。
Q4: Macでも使えますか?
A: 使えます。macOS、Windows、iPadOSすべて対応。
Q5: Photoshopでも使えますか?
A: 使えます。Lightroom以外にも、
- Photoshop
- Premiere Pro
- Final Cut Pro
- Clip Studio Paint
- Procreate(iPad)
など、50以上のアプリに対応。
Q6: 設定は難しいですか?
A: 公式プリセットがあるので、初心者でもOK。
プリセットダウンロード→そのまま使う→慣れたらカスタマイズ
この流れがおすすめ。
Q7: 壊れやすいですか?
A: 2年使ったNeoは、今でも現役。耐久性は問題なし。
ボタンやダイヤルも、しっかりした作り。
Q8: 電池はどのくらい持ちますか?
A: 単3電池×2本で、約3ヶ月(毎日2時間使用の場合)。
充電式より、電池交換の方が便利。(電池切れでも即復帰)
Q9: 他の人と設定を共有できますか?
A: できます。
公式サイトでユーザー投稿のプリセットをダウンロード可能。
「こういう使い方があるのか!」という発見がある。
まとめ:4万円の投資で、深夜1時の現像地獄を終わらせる
この記事の結論
TourBox Elite Plusは、こんな人におすすめ:
✅ 毎日Lightroom/Photoshopで1時間以上作業
✅ 深夜まで現像が終わらない
✅ iPadでもイラスト・写真編集する
✅ 右手首・肩の痛みを感じる
✅ 「時短ツールに4万円は高くない」と思える
おすすめしない人:
❌ 週末にたまに編集する程度
❌ 予算2万円以下(→Neoがおすすめ)
❌ iPad使用予定なし(→Eliteで十分)
【結論:これは「文鎮」ではない。「時間」を買うチケットだ】
正直に言います。
最初の3日間は、どのボタンが何だったか忘れて
「やっぱりマウスが速い!この文鎮!」と叫びたくなるはずです。
でも、その壁を越えた先。 指先がボタンの配置を完全に記憶し、視線が写真から一歩も動かなくなった時。
あなたは、**「ノールックで写真を自在に操る、現像の格闘家」**へと進化を遂げます。
深夜0時に「お、今日はもう終わったぞ」と余裕を持って布団に入れる未来。
4万円の投資で、僕は「睡眠」と「右手の健康」、そして「現像中に鼻歌を歌う余裕」を買い戻しました。
ま、結局は機材を使いこなす「慣れ」という名の修行が必要なんですけどね(白目)。
【2026年1月最新】購入リンク
TourBox Elite Plus
TourBox Elite
※iPad使わないならこちらで十分
TourBox Neo
※予算重視ならこちら
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最終更新日: 2026年1月22日
