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【2026年版】Godox AD100Proの光量は足りる?色かぶり対策やソフトボックスのたたみ方まで元量販店販売員が解説

GODOX AD100pro 二台持ちカメラマン

「新しいストロボ出たし、AD100Proはもう古いの?」
「AD200Proの方が光量あるよね? 100Wで足りるの?」
「V1の方が安くない? なんでわざわざAD100Pro?」

そんな声が聞こえてきそうですが、20年以上プロの現場でシャッターを切り続けてきた僕が断言します。

今、AD100Proを買っても十分使えます。

僕のカメラバッグ(WANDRD PRVKE 31)には、いつもこいつが2台忍び込んでいます。350ml缶サイズの体に100Wのパワー。

そして何より、周辺アクセサリーを組み合わせた時の「化け方」が異常なんです。

「新製品=正義」「光量が多い=正義」だと思っている初心者の方に、あえて言いたい。ライティングはパワー(W数)じゃない、どう光を回すかだ!

アートレやブーム、ラウンドフラッシュDishを駆使して、AD100Proを120%使い倒す「つるたま流・光の魔法」を全公開します

最終更新日 2026年2月23日

目次

前略、新製品が出るたびに「買い替えたい」と震える自分へ

「はいどーもー! 最近ストロボ沼の住人です。いやー、GODOXから新製品発表されましたね」

「やっぱり買い替えですかね? スペックが2割アップとか言われると心が揺れます……」

「2割のスペックアップも気になりますが、今ある資産をドナドナして追い金が必要。CP+前だからみなさん財布の紐が緩む時期、どれ買おうか悩みますよね!」

「新しい方が光が綺麗だしなんか良さそう……!」

「確かに5千円差なのでAD100proⅡの方がおすすめ!ちなみに光の綺麗さを決めるのはストロボ本体じゃなくて、その前に置くアクセサリー! AD100Proをアートレ越しに焚く方が、100倍エモい写真が撮れる。これ、テストに出ますよ!」

スペック表を眺めてニヤニヤするのは今日で卒業!
AD100Proという「枯れた名機」をどう料理するか、
プロのキッチン(撮影現場)の裏側を見せてあげます

GODOX AD100Pro vs AD100Pro II スペック比較表

項目 AD100Pro(初代) AD100Pro II(2025年モデル) 進化のポイント
光量(出力) 100Ws 100Ws 変更なし
重量 524g(バッテリー込み) 564g(バッテリー込み) ⚠️ 40g増加(バッテリー大容量化のため)
サイズ 約120 × 75 × 75mm 122.2 × 76.0 × 76.0mm ほぼ変更なし
バッテリー容量 2600mAh(WB100) 3300mAh ✅ 約27%増量!
フル発光回数 360回 490回 ✅ 130回増加(約36%向上)
連続発光性能 オーバーヒート注意 60〜100回連続フル発光可能 ✅ 冷却システム大幅改善
リサイクルタイム 0.01〜1.5秒 0.01〜1.5秒 変更なし
ディスプレイ モノクロ液晶 フルカラーディスプレイ ✅ 視認性向上・設定が見やすく
グループ識別 液晶表示のみ 16色LEDインジケーター搭載 ✅ 多灯時にグループが一目でわかる
ワイヤレス通信 Godox 2.4GHz Xシステム 2.4GHz + 433MHz対応 ✅ デュアルバンド対応で安定性向上
対応トリガー X1T、X2T、XPro X1T、X2T、XPro、X3、X3Pro ✅ 最新X3シリーズ対応+クイックペアリング
充電方式 USB Type-C USB Type-C 変更なし
TTL対応 変更なし
HSS(ハイスピードシンクロ) 1/8000秒対応 1/8000秒対応 変更なし
光量調整範囲 1/1 〜 1/256(9段階) 1/1 〜 1/256(9段階) 変更なし
モデリングライト 約1.8W LED 約1.8W LED(推定) 変更なし(未確認)
色温度 5800±200K 5800±200K 変更なし
AK-R1互換性 ○(マグネット式) ○(マグネット式) 変更なし
ズーム機能 28/35/50/70/85mm 28/35/50/70/85mm 変更なし
発売時期 2021年6月 2025年1月 約3年半ぶりのアップデート
価格(米国) 約$299 $299 同価格(日本価格は約3-4万円台)

【まとめ】AD100Pro IIで進化した3つのポイント

✅ 1. バッテリー性能の大幅向上

  • 容量:2600mAh → 3300mAh(+27%)
  • フル発光回数:360回 → 490回(+36%)
  • 撮影中の電池切れリスクが大幅に減少

✅ 2. 冷却システム改善で連続撮影に強く

  • 60〜100回の連続フル発光が可能に
  • 多灯撮影やバースト撮影でオーバーヒートしにくい
  • プロの連続撮影にも対応できる耐久性

✅ 3. 操作性・視認性の向上

  • フルカラーディスプレイで設定が見やすく
  • 16色LEDインジケーターで多灯時のグループ識別が一目瞭然
  • X3シリーズトリガーとのクイックペアリング対応

【買うべきはどっち?】AD100Pro vs AD100Pro II

AD100Pro(初代)を買うべき人:

  • とにかく軽さ優先(524g vs 564g)
  • 価格を抑えたい(中古市場も充実)
  • 連続撮影をあまりしない
  • すでにX1T/X2T/XProトリガーを持っている

AD100Pro II を買うべき人:

  • バッテリー持ちを重視(490回 vs 360回)
  • 連続撮影・多灯撮影が多い
  • 最新のX3トリガーを使いたい
  • 視認性の良いカラーディスプレイが欲しい

【つるたま的結論】

正直、初代AD100Proで十分すぎるくらい優秀。

でも「バッテリー持ちの不安から解放されたい」なら、IIの490回発光は魅力的。

インタビュー撮影でも光量強くマシンガンのように撮る後輩が使ったら
すぐオーバーヒートしてたので、そういった点ではⅡの方がいろんな状況で安心かも。

あと、多灯撮影でグループ識別のLEDインジケーターは地味に便利そう

ただし、40g重くなってる点は見逃せない。

2台持ちなら80g差。これ、AK-R1キット1個分の重さです。

「とにかく軽量」を最優先するなら、初代AD100Proの方が良いかも

結論:これから買うなら、予算が許せばAD100Pro II一択
でも初代も全然現役で戦えるので、中古で安く手に入るなら初代もアリ!

 

「AD200Proの方が良くない?」論争に終止符を打つ

まず、一番多い質問がこれ。

「つるたまさん、AD200Proって200Wあるじゃないですか。AD100Proの倍。そっちの方が良くないですか?」

「わかります! 数字だけ見ると「200 > 100」だから200の方が良さそうに見える。

でもね、350mmと500mm買う時は500mmの方がいいけど持ち歩くなら350mmの方が持ち歩きやすくないですか?

コンパクトに荷物を持ち運ぶ機動力は「持ち歩ける光量」なんです」

重さとサイズの決定的な差

項目 AD100Pro AD200Pro
重量 524g 590g AD100Proが66g軽い
サイズ 350ml缶サイズ 500ml缶サイズ AD100Proが30%コンパクト
価格 約3.5万円 約5万円 AD100Proが1.5万円安い
光量 100W 200W AD200Proが2倍

「たった66g?」って思いました? スタンド、アンブレラ、スーパークランプ、アートレ……全部持ち歩くと、66gとサイズの差が「もう1灯持てるかどうか」の分かれ目になるんです

「2台持ち」の発想転換

AD200Pro 1台(5万円)を買うより、AD100Pro 2台(7万円)を買った方が、ライティングの幅が圧倒的に広がります。

  • メイン+リムライト:前から100W、後ろからもで立体感
  • メイン+背景:人物を照らしつつ、背景にもグラデーション
  • 左右から挟む:両サイドから柔らかく包み込む

AD200Pro 1台で「ドーン!」と照らすより、AD100Pro 2台で「じんわり」照らす方が、ポートレートは圧倒的に綺麗に仕上がります

「V1の方が安いじゃん」という見落としている決定的な差

「V1ってクリップオンストロボ、76Wで2.8万円ですよね。

AD100Proと価格ほぼ同じ。なんでわざわざAD100Pro?」

「いい質問! 実はこれ、僕も最初悩みました。でも使ってみて分かった。

クリップオンも便利ではあるけど実際カメラにつけて使うことがない!(つるたまの場合)

オフカメラで使うなら、AD100Pro一択

項目 V1(クリップオン) AD100Pro(モノブロック)
カメラに載せる ◎ これが本来の使い方 △ 頑張れば載せられるけど不格好
スタンドに載せる △ アダプター必要 ◎ 標準で底面にネジ穴2つ
ブームで吊るす △ 重心が崩れ転倒懸念 ◎ バランス最高
スーパークランプ △ 取り付けにくい ◎ 筒形で挟みやすい

V1は「カメラに載せる」のが便利なところ。

でもメインでやりたいのは「スタンドやブームで自由に光を操る」こと。

そのために登場するのがAD100Proなんです

バッテリー持ちの圧倒的な差

  • V1:フル発光480回
  • AD100Pro:フル発光360回

「あれ? V1の方が多い?」

「数字だけ見るとそう。でもね、V1は76W、AD100Proは100W。同じ明るさで撮るなら、AD100Proの方が省電力なんです。実際の現場では、AD100Proの方が電池が持ちます」

「100Wじゃ屋外で使えない」という都市伝説は本当?!

SNSでよく見かけるこの意見。

「AD100Proは屋内専用。屋外の日中シンクロには200W以上必要」

これ、半分正解で半分間違い

正確には「AD100Pro直射では日中シンクロは厳しい。でも発光量とカット数次第では可能」なんです。

屋外で使えるかどうかは「カット数と距離」で決まる

屋外の日中、逆光ポートレートを撮るとします。

❌ 失敗パターン:AD100Proにソフトボックス(90×90cm)を直付け

  • 光が拡散しすぎて、被写体まで届かない
  • 「やっぱり100Wじゃ足りない……」となる

✅ 成功パターン:AD100ProにラウンドフラッシュDishを装着

  • 光を前方に集中させつつ、柔らかく回すように感度を環境光と1段から半段に合わせる
  • ストロボや被写体の1m手前や近くにして光量をできるだけ弱くする
  • これで日中でも顔を明るく照らせる

「光量が足りない」のではなく、この計算が難しいだけで、「パワーがないなら人間が補ってあげる」だけ。
100Wでも屋外で十分戦えてます。

アートレ×ブーム×AD100Pro:スタジオクオリティでの撮影

現場で最強のディフューザー、それがアートレ(アートトレーシングペーパー)です。

アートレとトレペの違い

比較項目 普通のトレペ(紙) アートレ(合成樹脂)
耐久性 シワになりやすく破れやすい 破れにくく、水や汚れに強い
熱への強さ モデリングランプで焦げる危険 熱に強く、長時間の撮影も安心
光の質感 光に「芯」が残りやすい 透過が均一で、極めて柔らかい
再利用 使い捨てが基本 丸めて保管し、何度も使える

「光の回り方」の質が違う(透過性と拡散性)

大事なポイントは下記です。

普通のトレーシングペーパー:

  • 光を通した時、少し「芯」が残りやすいです。
  • 透過率が一定ではなく、安価なものだと光にムラが出ることがあります。

アートレ:

  • 光の拡散が非常に均一です。「ユポ紙」に近い質感で、光がアートレを通過した瞬間に「面」として非常に綺麗に広がります。
  • AD100Proのような小型ストロボでも、アートレを通すだけで「巨大なソフトボックス」で撮ったような高級感のある光になります。

つるたま流・アートレセッティング

  1. ブーム&スタンドにアートレ
  2. スタンドにストロボをセットし程よく離す
  3. アートレを通した光が、被写体に優しく降り注ぐ

柔らかくて芯のある、高級スタジオのような光がロケ地に出現します。

AD100Proの軽さがあるからこそ、一人でブームスタンドを担いでロケに行ける。

重い機材で疲れてシャッターを切る回数が減るくらいなら、AD100Proで100枚多く撮った方がいいに決まってます

毛の質感とかだと1番わかりやすいと思うのですが、それぞれ1枚目がアートレ有り・2枚目が無しです。

光の質が固くシャドウはその分落ち、光が直だと回ってない。この光の質感の使い分けでアクセサリーなどを選んでいきます。

必要機材リスト

  • ブームスタンド
  • アートレ
  • クランプ

ラウンドフラッシュDishが、AD100Proの「真の姿」を解放する

f:id:maphoto:20170320214238j:plain

AD100Proを買ったら、セットで手に入れてほしいのがRoundFlash Dish(写真右)です。

AD100Proの丸形ヘッド。これ、何のために丸いかわかります?
ラウンドフラッシュを付けるために決まってるじゃないですか!(暴論)

ラウンドフラッシュDishの魔法

この組み合わせ、ポートレート界では「反則」と言われるレベルで肌が綺麗に写ります。

  • ドーナツ状の光:瞳に丸いキャッチライトが入る(めちゃくちゃ可愛い)
  • 肌の質感:非常に柔らかく、質感を良く照らしてくれる
  • コスプレ撮影:肌トラブルを飛ばしつつ、ツヤは残す絶妙なバランス

これを「居酒屋の生中」くらいの感覚で現場に持っていきます。
困ったらこれ。迷ったらこれ。それくらい安定して「勝ち」が狙える機材です

ただ現在は、販売終了しており中古やフリマサイトか、類似品を探すことになります。

めちゃめちゃ便利で重宝してるのに....!!

これだけは揃えろ!AD100Proを神機に変える周辺機材リスト

 

AD100Pro単体では、この子の能力は半分も出ていません
僕がガチで使っているアクセサリーを紹介します。

【必須】AK-R1 アクセサリーキット

磁石で一瞬で付くドームディフューザーやグリッド、カラーフィルター。これがないとAD100Proの楽しさは半減します。夜景ポートレートに必要なフィルターも入ってるのでこのセットだけでだいぶ楽しめます!

【推奨】ニッシン LS-50C カーボンスタンド

この軽いストロボを支えるには、カーボン製の軽いスタンドが最高。WANDRD PRVKE 31のサイドポケットに刺さります。

【実践例】つるたまが現場で実際にやっている3つのセッティング

パターン①:インタビュー基本形「ラウンドフラッシュDish 1灯+天バン1灯」

  • 使用機材:AD100Pro + ラウンドフラッシュDish +1灯
  • 設置位置:被写体の正面やや上、1.5m
  • 光量:1/8〜1/4 ISO400-800
  • 向いてるシーン:屋内

これが鉄板中の鉄板。大体のインタビューカット基本的にこの設定で撮ってます。どんな被写体でも、とりあえずこれであとは環境光とのストロボの関係性を人間が補ってあげれば「及第点以上」は撮れます

パターン②:料理、商品小物系「アートレ×ブーム」

  • 使用機材:AD100Pro + ブームスタンド + アートレ
  • 設置位置:被写体の真上やや前方
  • 光量:1/2〜1/4
  • 向いてるシーン:料理・商品・小物系

どの位置にシャドウをつけるかがキーポイントですが、料理や小物はほとんど一灯
つるたまに商品撮影を教えてくれた師匠的な人が、「太陽は一つしかない。だから1灯でまずなんでもできるようになりなさい」と落とし込まれたのがきっかけ。

それでなんでもできるようになったり壁にぶつかったら初めて2灯目の役割をサブで考えてあげる方がスッキリ自然なライティングが組めるようになるので試練と思い今もまだ修行の身だと思っております!

パターン③:多灯撮影「AD100Pro 2台で挟み込み」

  • 使用機材:AD100Pro 2台 + AK-R1グリッド×2
  • 設置位置:被写体の左右45度、2m
  • 光量:メイン1/2、サブ1/8
  • 向いてるシーン:コスプレ、商品撮影、動画撮影

AD100Pro 2台あれば、AD200Pro 1台より圧倒的に自由度が高い
左右から挟んで立体感を出したり、メイン+背景で空間を作ったり、やりたい放題です。

🔥 2026年2月 追記

AD100Proを買う前に知っておくべき「3つの壁」とプロの解決策

つるたまさん、ここまでAD100Proの良い部分を語ってもらいましたが……正直、「買ってから困ること」ってないんですか?

あるよ。めちゃくちゃある。むしろ「買ってからが本番」まである。
このストロボを手にした初日に3回キレてます。

3回……。何があったんですか。

①ソフトボックスが付かない、
②色が変、
③ソフトボックスがたためなくて発狂。
この3つを「壁」として全部ぶっちゃけるので、これからAD100Proを買う人は必ず読んでください。
知ってるだけで撮影現場のストレスが8割消えます。

壁①:どのソフトボックスが使えるの?(S2ブラケット必須の罠)

AD100Proにソフトボックスを付けたいんですが、クリップオンストロボと同じように取り付けられますか?

つかないよ。

え。

AD100Proは丸型ヘッドなので、一般的なクリップオンストロボ用のブラケットには物理的にハマらない。ここが最初の罠。
「ソフトボックス買ったのに付かないんですけど!?」ってAmazonレビュー、見たことない?
あれ全部この罠にハマった人たち。

じゃあどうすれば……?

「Godox S2ブラケット」
これが絶対に必要。
S2ブラケットはBowensマウント互換で、AD100Proの丸型ヘッドをガッチリ固定してくれる。
逆に言えば、S2ブラケットさえあればBowensマウント対応のソフトボックスが全部使えるから世界が一気に広がる。

なるほど。
つまりAD100Pro本体だけ買っても、ソフトボックスライティングはできないと。

そう。
だから「AD100Pro + S2ブラケット」はセットで買う
片方だけ買って届いたら「あれ?」ってなるのを防止。

💡 つるたま的・おすすめソフトボックス

初心者にまずおすすめしたいのは60×60cmの折りたたみ式ソフトボックス
ポートレートにも物撮りにも万能で、S2ブラケット経由でAD100Proに装着できる。
「大は小を兼ねる」と思ってデカすぎて屋外向きではあまりない80cmを買うと屋外の風で泣くので、最初は60cmからスタートがベスト。

【絶望ポイント】折りたたみ式ソフトボックスの「8の字たたみ」攻略法

ソフトボックスの「たたみ方」で検索している人がすごく多いんですよね。

わかる。
僕も初めて格安折りたたみ式ソフトボックスを買った日、5分くらい格闘して
「誰だよこれ設計したの!!安いやつ硬すぎる!」って叫んだからね。
運が悪いと、力技でやると骨(フレーム)が折れます。マジで。

折れるんですか……。正しいやり方を教えてください。

OK、テキストで伝えるからイメージしながら読んで。

🔄 ソフトボックス「8の字たたみ」3ステップ

Step 1:ソフトボックスを広げた状態で、対角線上の2つの角を両手で持つ。
左手が左上、右手が右下のイメージ。

Step 2:両手を近づけながら、ソフトボックスを「床に押し付けるように」下に向かって力をかける。
ここで浮かせたまま無理にやると反発して暴れる。
床を味方にするのが最大のコツ。

Step 3:床に押し付けた状態で、両手を交差するように捻る。すると勝手に「8の字」になってくれる。あとはそのまま重ねて丸くすればOK。最初はかなり硬いので何回か繰り返して柔らかくする。野球のグローブみたいなイメージ!

⚠️ NG:空中で力技 → フレーム破損の原因。必ず床の上でやること!

ポイントは「対角線」「床に押し付ける」「捻る」の3つだけ。これさえ覚えれば、現場で5秒でたためるようになる。
最初は動画で見た方がわかりやすいかもしれないけど、
このコツを知ってるだけで成功率が全然違ってきます。

壁②:AD100Pro特有の「色かぶり」はどう直す?

AD100Proの色かぶりが気になるという声を耳にしますが、実際どうなんですか?

正直に言う。ある。

お、包み隠さないですね。

AD100Proはコンパクトゆえにフラッシュチューブの構造上、光量や環境によってわずかにグリーンやマゼンタに転ぶことがよくある。
これはAD100ProにGodox製品全般に思うことなんだけど、AD100Proは特に顕著。
使っていて「あれ、肌の色がなんか変だな」と思ったら、それが色かぶり。

それって致命的じゃないですか?

致命的に見えて、完全にクリアするならブロンカラーやProfotoをやっぱり使った方が安心だし
格安ストロボなのでそこは割り切って、解決策がめちゃくちゃ簡単。2つある。

🎨 色かぶり解決策

解決策①:撮影時にカラーフィルターで補正
AD100Proにはマグネット式のカラーフィルター(AK-R1キットに付属)が使える。グリーン被りならマゼンタ系フィルター、マゼンタ被りならグリーン系フィルターを噛ませることで、発光色自体を補正できる。厳密なスキントーンが求められるビューティー撮影ではこの方法がベスト。

解決策②:RAW撮影 → Lightroomで一発補正(こっちが楽)
ぶっちゃけ99%の撮影はこれで解決する。RAWで撮っておいて、Lightroomのホワイトバランス(スポイトツール)でグレーカードやグレーの部分をワンクリック。これだけで色かぶりは一瞬で消える。JPEGで撮っちゃうと補正幅が狭くなるので、ストロボ撮影では必ずRAW。これ鉄則。

逆に言えば、RAWで撮ってLightroomを使える人にとっては、色かぶりなんて実用上まったく問題ない
最終的にRAW現像で整えるのがプロのワークフロー。
「色かぶりが心配だからAD100Proやめよう」って判断は、もったいなさすぎる。

壁③:「中古」で買うのはアリ?(元販売員の警告)

フリマアプリでAD100Proが数千円安く出ていますが、中古でも大丈夫ですか?

ストロボの中古は、やめとけ。

即答ですね。

これは元カメラ販売員として、何百台もストロボを売ってきた人間の結論。
レンズの中古はアリ、ボディの中古もまあアリ。
でもストロボとバッテリーだけは新品を買え。

なぜストロボだけダメなんですか?

ストロボには「目に見えない2つの消耗品」があるから。

⚠️ ストロボの「見えない消耗品」

消耗品①:フラッシュチューブ(発光管)
ストロボの心臓部。発光回数に応じて劣化し、光量低下・色温度の変化・最悪の場合は発光しなくなる。しかも外見からは劣化がまったく判別できない。フル発光で酷使されていた個体を引いたら、買った翌月に壊れる可能性もある。

消耗品②:専用バッテリー
リチウムイオンバッテリーは充放電回数で確実に劣化する。中古でバッテリーが「へたっている」場合、リサイクルタイムが遅くなり、フル発光回数も激減。そしてAD100Proの専用バッテリー(WB100)は単体で約4,000〜5,000円する。

ここが最大のポイント。
中古で数千円ケチったのに、バッテリーを買い直したら新品と同じかそれ以上の出費になる。
しかも発光管のコンディションは運任せ。
これ、完全にギャンブルでしょ?

確かに……。
新品との価格差が5,000円だとして、バッテリー交換で5,000円かかったら意味がないですね。

そういうこと。レンズは中古で10年使えるけど、ストロボは消耗品。
新品で買って、自分の手で「発光0回」の状態から使い始めるのが一番コスパがいい。これだけは元販売員として全力で伝えたい。

ストロボの中古は「安物買いの銭失い」になりやすいということですね。

その通り。ストロボとバッテリーだけは、新品一択。
浮いたお金でソフトボックスかS2ブラケットを買った方が、写真のクオリティは100倍上がる。

🔥 後悔しないAD100Proの買い方

元販売員が断言:ストロボは新品で、アクセサリーはセットで。

📦 【一番おすすめ】AD100Pro + S2ブラケット 同時購入

ソフトボックスを使うならS2ブラケットは必須。別々に買うと送料が余計にかかる場合も。最初からセットで揃えるのが、プロと同じ最短ルートです。

⚡ AD100Pro 新品(本体のみ)

「まずは本体だけ」という方はこちら。ただしソフトボックスを少しでも考えているなら、S2ブラケットの同時購入を強く推奨します。あとから買い足すのは面倒&忘れます(経験談)。

🆕 AD100Pro II(2025年新型)を選ぶなら

バッテリー持ち+27%、連続フル発光にも強い新型。予算に余裕があるなら「II + S2ブラケット」が現時点の最適解。S2ブラケットは初代・II共通で使えます。

※ 価格は変動します。リンク先で最新価格をご確認ください。

ここまで読んでくれた人は、もうAD100Proの「表も裏も」全部わかったはず。壁を知った上で買えば、現場でパニックにならないし、無駄な出費もしない。「知ってて買う」と「知らずに買う」では、同じ機材でも満足度が天と地ほど違うからね。

ストロボ選びで失敗したくない人は、このページをブックマークしておくことをおすすめします。

まとめ:AD100Proは「光のパズル」の最強ピースである

新製品が出ようが、スペックが上がろうが、AD100Proが「史上最も使い勝手の良い100Wストロボ」である事実は揺らぎません。

「AD200Pro 1灯は『強い光』だけど、AD100Pro 2灯は『光の立体パズル』。光を二方向に分けられる自由度は、W数の差を余裕で凌駕します」

AD100Proを選ぶべき5つの理由(再掲)

  1. 350ml缶サイズ(520g)で、2台持ちでも苦にならない
  2. AK-R1完全対応で、マグネット式アクセサリーが超便利
  3. ラウンドフラッシュDishとの組み合わせが、ポートレートで反則級
  4. アートレ×ブームで、スタジオクオリティを屋外に持ち出せる
  5. 3万円台で、AD200Proより1.5万円安く、2台買いしやすい

大事なのは「機材を使いこなして、理想の1枚を撮る」こと。AD100Proを手に取って、アートレを広げ、ブームで光を操作する。その瞬間に、あなたはスペックの奴隷から、光を操る表現者に変わるんです。

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