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カメラ初心者でも劇的に写真が変わるライトルーム使いこなし術

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カメラ初心者だからこそライトルームでレタッチ加工

撮影優先でカメラ教室をすっかりさぼっていたつるたまです。

カメラで撮影したその写真、なにもせずそのままアップしていませんか?

ライトルームやフォトショップでちょっとした手を加えるだけで
じつはあっという間に誰かにひびく伝わる写真になったりします。

今回はそんなライトルームの使い方をご紹介していきます。

 

メーカー純正とライトルームで同じ色を出すのは難しい

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DPP画面で明るさのみ補正

まずはじめに知っておきたいメーカー純正の現像ソフトと
ライトルームでの色の違い

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ライトルームで明るさのみ補正

 

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DPPで現像した写真

 

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ライトルームで現像した写真

 

WEB上だとわかりづらいところもあるかと思いますが若干色が異なりまして、
DPPやメーカー純正の場合
撮影時のピクチャースタイルや
ピクチャーコントロール(風景とかポートレート)と呼ばれる
メーカーの色設定やカスタムファンクションが反映されます。

 

ライトルームの場合
プリセットでメーカーに近い色は用意されているものの
メーカー純正のピクチャースタイルやコントロール
高輝度階調優先、アクティブDライティングなど
カメラの色は反映されないRAWデータとなります。


f:id:maphoto:20151119154326j:plainカメラモニタのままの色を記録したいときは
    撮影時RAW+JPGで同時に書き出しでMEMO代わりに

 

ライトルームのメリット

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純正の現像ソフトはRAWのみホワイトバランスの調整が可能
ライトルームではJPGでもホワイトバランスの調整や
色ごとの彩度 輝度 明瞭度 周辺光量 ブラシ 歪み補正など
作品作りがしやすくなっており

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明瞭度とコントラストを引き
ハイライトをー・シャドウを+にすることで
やわらかくふんわりやさしい印象に仕上げることもできる。

 

ちょっと優しすぎる場合は

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グリーンの彩度・輝度を調整して明るさを微調整するとまた印象が変わる

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f:id:maphoto:20151119154326j:plain青空の青のみを濃くすることも出来るので
   この彩度と輝度を少し調整するだけでも1枚の写真がぐっと引き締まります!

かっこいい写真に仕上げたいときは色の差と周辺光量

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色温度を下げ明瞭度とコントラストを+
ハイライトを+・シャドウをーに調整することで
冷たくクールな印象の写真に早変わりします。

このとき色かぶり補正で色を調整したり
周辺光量補正で周辺の明るさを落とすことで
被写体に視覚を誘導するトンネル効果を出すこともできます。

 

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上記画像 右下が周辺光量補正

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f:id:maphoto:20151119154326j:plain周りを暗く、中心を明るくするのがポイント

 

段階フィルターで青空化!ブラシで仕上げる!

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今回元になる写真はこちら
空が全体的に暗く微妙な感じなので
そんなときは段階フィルターを活用

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段階補正部分のみホワイトバランスと明るさをマイナスしたら

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再度、写真全体の明るさを調整し青空を作り出す

全体的に明るさを抑えた分、右下の岩場や緑も暗くなっているので
この部分のみ明るくしたい場合は部分補正を使う

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ブラシを押してから O ボタンを押すことで
ブラシどの部分を塗ったか(選択したか)切り替えることができます。

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海の明るさを濃くしたままライトルーム上で
一部分のみ明るく補正が完了

f:id:maphoto:20151119154326j:plain旅行先でいまいちな天気で撮影してもすっ飛んでなければいい思い出に(∩´∀`)∩

 

初心者だからこそライトルームで補正がスキルアップに繋がる

プロであれば撮って出しのJPG納品でも作品を仕上げることも可能ですが
ライトルームやRAW現像することで、さらに作品性をアップすることができます。


ハイアマチュアやプロ向けの現像ソフトと感じているかもしれませんが
今回の写真例の様に、元の写真がいまいちでも
全く違う印象やクオリティをアップすることができ、
カメラ初心者が失敗しやすい明るさや
表現が難しいクリエイティブな創作性を助けてくれます。

やさしい印象の写真
明瞭度とコントラストをー ハイライトをー・シャドウを+
光の明暗の差を減らす

 

かっこいい印象で伝えたいとき
色温度をー 明瞭度とコントラストを+ ハイライトを+・シャドウをー
光の明暗差をつける

 

 

上記2点を意識することでライトルームの使い方がガラリと変わると思いますので
まだライトルーム使いこなしてないな〜っという方は
この部分試してみてはいかがでしょうか

 

f:id:maphoto:20151119154326j:plainどの部分をライトルームで調整したかを覚えておくことで
   次撮影するときにかっこいい写真を撮りたいときは
   光の明暗差がある順光や影を活かしたり
   やさしい印象にしたいときは半逆光や日陰で光の差を減らして
   柔らかくして撮影するなど、意識する様になりますよ!

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