写真をいろいろなところに撮りに行っていて、お台場に行くと屋形船がたくさん浮かんでいますよね。
そこそこ値段するし酔いそうだし、それなら美味いとこもっとあるんじゃないかと思って全然行ったことなかったんです。
でも、気になるし乗ってみたいと思っていたら「明日やります。」の奥野さんから「水上レストランSushipの取材に行きませんか?」と、お誘いいただきまして、全国各地でお寿司を食べてるつるたまが関東で食べたことないくらい美味い!と感じた絶品お寿司屋さんだったのでご紹介いたします。
18:30 築地駅から徒歩8分 かちどき橋で船を待つ
19:00待ち合わせだったものの、その前の予定が早く終わり18:30にはかちどき橋についた。
ものの...誰もいないどころかなんの前触れもない。
本当にここであってるのかな...?っと不安にさえなる。
合流して聞いたところ、このかちどき橋は小型船なら自由に泊まれる波止場で、5分前くらいに来るんだとか。
18:55 Suship連絡船で隅田川クルージングが旅情感を演出
船がきた....!!!っと思ったら屋形船じゃなくて連絡船!!
これは、海の上で船乗り換えるやつかと!っとすぐに気付いた。
乗船して、ライフジャケットを着用すると、日本なんだけどなんか海外に来た気持ちになってこれまた楽しい!
隅田川を下っていくとすぐにレインボーブリッジが見え、お台場へと向かっていく。
こんな感じで海の上からレインボーブリッジを撮影することもなかなかできないので、カメラの設定に難易度はあるけども、これもまたSushipならではの楽しみの一つ。
19:11 お台場の寿司屋形船Sushipに乗船
およそ約15分前後で、2台に連なった海上レストランSushipに到着。
写真用にレインボーブリッジが背景になる場所に回っていただいてめちゃめちゃ(・∀・)イイ!!
ちなみに通常の屋形船は1台ですが、Sushipは2台で料理用の船を設けることにより通常の陸で出来たものを屋形船で提供するのではなく、海上で調理し出来立てのものを提供できるのだとか。
他のお客様が1組いらっしゃったので、船内全体は取れませんでしたが
総席数36席店内は全面禁煙(屋外に喫煙スペースはあるとのこと)
屋形船だと座敷!あぐらか正座!のイメージだったのですが、椅子と机の形式で非常に楽!
席につくと、6品すでに用意されておりコースメニュースタート。
はてさて、どのくらい船酔いするかなと酔いやすいつるたまはドキドキしていたのですが、周りに船が多くない場所に停泊しておりまして、酔いやすい人の中でもめちゃめちゃ酔いやすいっという人でなければぜんぜん慣れます。(大きな揺れが来る時は周りの他の船が動いた時なので、その時は揺れていない場所を見ておりました)
メニューはこんな感じで全12品
北海道出身オーナーの子供の頃食べたバラ筋子(いくら)が絶品
料亭と寿司屋にしか卸せないというばら筋子。
代々寿司屋一家のオーナーが子供にご飯の上にかけて食べるのが大好きだったということで、その食べていた味を再現。
醤油と酒でつけたばら筋子は、今まで食べたことなかったし、いくらとして考えても食べた中で一番美味しかった!
独自ルートの富良野牛のすき焼きも絶品
全部書くと結構なボリュームになるので特につるたまが好きなものだけに抜粋していくと、続いての衝撃だったのが富良野牛のすき焼き。
富良野牛は特別なルートだけで卸されているのでなかなか食べる機会も見る機会も少ないと思うのです。(つるたまはとある食肉業社で働いているけども)
その富良野牛がまさかこのお台場の海で堪能できるとは思わず、食べてみたらすき焼き屋さんかと思うほど衝撃的に肉の旨味が詰まっていて美味しいのです。
太身のカニをスープと味で味わう幸せ
7品目は食べるペースに合わせて、2台目の調理用の船から調理されてテーブルへと運ばれてきます。
スープにも蟹の旨味が詰まっているのに、飾りとして足が添えられているわけでもなく、しっかり蟹スプーンが用意されていて身も食べられます。
北海道など現地で食べていればあることだけれど、都内ではここまでちゃんとしたスープも蟹も楽しめることがなかったつるたまには衝撃的!!
さすがオーナーが北海道出身で味にこだわっている!っというところを感じさせる一品でもあります。
都内でこんな刺身食べたことない!くらい美味しかった大トロは北海道の魚屋から
8品目の大トロとボタンエビのお造り。
オーナーが関東にきて茹でたエビが出てきてびっくりしたという経験から、エビもまた北海道そのままを再現。
大柄でもプリッとした甘さと食感は、まさに北海道で食べている気分になれます。
マグロ好きで色々なところで食べてますが都内ではここが一番うまいと断言できるくらい、Sushipの大トロは絶品で今まで食べたことないくらい美味しかった。
9,10,11品目のお寿司は鉄火巻きとカルフォルニアロールがオーナーこだわりの味で激ウマ
もうここまで食べて、確実にうまいだろうなと予想がついていた本命のお寿司。
酒のつまみとしてつまんで最後につまむお寿司がいいんです。と語るオーナーの確かな舌は、ほんとお台場って北海道でもういいんじゃないくらい、北海道のお寿司屋さんで食べてる味そのまま。
真面目に考えるとここ東京なのに北海道の味をちゃんと再現してるというのは、北海道出身で魚を食べている人だからこそできることであってめちゃめちゃ貴重なお店だと思うのです。
中でも鉄火巻きは細切りで一口サイズではなく、ノリを噛み切る時が一番うまい!という食感にもこだわって半分のサイズにしてあるので、これめっちゃうまいんですよ。
カルフォルニアロールは1982年にオーナーがロスに渡った時に寿司屋になったのがきっかけで、寿司屋の息子がうまいと思ったカルフォルニアロールの現地の味を再現。
日本ではやった味とはまたちょっと違うのでご堪能あれ。
デザートを食べたら最後はお台場を一望
これめっちゃ好きなやつ〜!!っと抹茶のお菓子をさらっと食べて船の上にある展望スペースへ
外に出るときれいにレインボーブリッジがみれたり、めちゃめちゃ(・∀・)イイ!!
反対側を見ると....必死に撮る奥野さん....
じゃなくて、お台場の景色も一望できます。
全120分+送迎のコースがこれにて終了。
オーナーさんに聞いた北海道こだわりの味の秘密
今回、つるたま・奥野さん・ゆーこあらさんのグループの他、1組乗船されておりまして、それがオーナーさん。
今回特別にご一緒させていただいていたとのことでお話をいくつかお伺いさせていただきまして、元は大正12年に江別に創業されたお寿司屋さんご一家。
親族の次男は現在すすきのに菊鮨というお寿司屋さんを経営されているそうです。
母方のおじいちゃんが魚屋さんで、そのお弟子さんたちから仕入れている魚なので、いいものを特別なルートで仕入れることが可能。
現在は日本ですが海外展開も視野に、北海道から各地におろせるルートをすでに整えられている経営者。
今まで世界で幾多の店舗を経営しているからこそ、自分の舌で美味しいと感じたものを注文ではなく、お任せで出すスタイルは、完全予約制で人数やメニューも決まっているからこど歩留まりもなく提供できるので、他に行ったら25000くらいの質と味のメニューが提供できるとのこと。
また、魚の美味しい町で育ったからこその関東のお寿司はちょっと...っという点が、ここ北海道なの?っと思うくらい美味しく改善されていて都内でお寿司食べるならめちゃめちゃおすすめです。
完全予約制 Suship
楽しく飲んで食べたあとは、またSuship連絡船に乗ってかちどき橋へ。
帰る途中、また別角度からのレインボーブリッジがまた絶景で、楽しかった思い出としてまた来たいという気持ちになりました。
Sushipの料金は¥12,000
営業時間17:00~翌5:00(最終搭乗時間:2:00)
ご連絡は下記のぐるなびからご予約できます。