
ポートレート撮影を依頼するとき、地味に悩むのが「謝礼の渡し方」。
かつては撮影後に「アフターでご飯でも」と誘うのが暗黙のルールっぽかった時代もあったけど、
2026年現在、その感覚はそろそろアップデートが必要かもしれない。
XのDMとか相談を見てると、
撮影後のご飯に誘われるのが苦痛ってモデル側の声、結構あるんだよ。
カメラマン側はサービスのつもりで誘ってるんでしょ。
そのズレが問題で。
…なるほど。
この記事では、モデル・カメラマン双方の本音と現状のリスクを整理して、
「謝礼どうする問題」の実際のところを書いていく。
謝礼1万円なら「現金支給」がダントツ
以前Xで「謝礼1万円なら現金とご飯どっちが嬉しいか」と聞いたアンケートがある。
結果は現金支給の圧勝だった。
個人的には1万円って仕事としての金額じゃないから、
ご飯で色つけようって感覚だったんだよね。
焼肉行くか、みたいな。
それモデル側からしたら別に嬉しくない可能性あるよね。
そう。しかもコミュ障だから焼肉中ほぼ無言で肉焼いてるし。
最悪じゃん。
1万円という金額、渡す側は「少ない」と感じても、
受け取る側からすれば自由に使えるお金として十分魅力的。
美容代にするも食費にするも、選択権がある方が嬉しいのは当然の話だ。
5,000円なら?
1万円と同じタイミングで「5,000円ならどう?」も聞いてみた。
こちらも結果は現金支給が強かった。
5,000円だと書類仕事(領収書とか請求書とか)が発生するの面倒くさいから、
Amazonのほしい物リストから何か送る方が楽じゃないかと思ってたんだよね。
それはあなたが楽したいだけでは。
…否定できない。
PayPayかAmazonギフト券でいいじゃん。
少額の場合、Amazonギフト券やデジタルギフトカードは住所のやり取りも不要で、お互いにスマートに完結できるのでおすすめ。
2023年以降はインボイス制度の影響で、現金のやり取りに書類が必要なケースも増えているので、そのあたりも踏まえて事前に確認しておくといい。
撮影後のご飯問題、どう考えるか
仲良くなったら食事くらい行きたいじゃんって気持ち、わかるんだよ。
でも声かけていいのかどうか迷う人、多いと思う。
結論は?
誘うとしても、モデル側から声かけてもらえるくらいの関係値になってからでいい。
…つまり最初は誘わない。
そう。
撮影でのトラブルが増えている現状を見ると、
お互い初対面〜数回目の関係では、撮影後はきれいに解散するのが無難。
特に1対1の撮影で、カメラマン側から食事に誘うのは、
意図がなくても勘違いの原因になりやすい。
「この人は信頼できる」という関係値は、
食事の席ではなく撮影中の振る舞いと納品されたデータのクオリティで作られる。
まずそっちに全力を使う方が、長期的に良い写真が撮れる関係につながる。
まとめ:謝礼と食事、それぞれの「正解」
- 謝礼は現金(またはギフト券)がベター。金額の多寡に関わらず、選択権を相手に渡すことが大事。
- 食事の誘いは原則、相手から声がかかるまで待つ。カメラマン側から誘うのはリスクが高い。
- 事前に「謝礼の有無・方法」を確認しておく。その一手間が撮影当日のモヤモヤを消す。
写真撮る人が増えて、ルールの整備が追いついてない部分もある。
自分が巻き込まれないためにも、事前のすり合わせと、
仕事として完結させる意識を持っておくと良いと思う。
それでは、また。
