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スタッフ紹介やプロフィールなど撮られ慣れてない人のポートレートを撮るコツ

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企業のコーポレートサイトや飲食店撮影でのスタッフ紹介写真。

プロフィール用の撮影になるのでその人の印象を短時間でどう引き出して撮るのかがポイントになります。

モデルさんではない、撮られ慣れてない人のポートレートを撮る際につるたまがどうしているかなどを今回はご紹介していきます。

最初に写真!ではなくて撮影は最後にしてその人の人柄を見極める 

人の印象は2秒で決まると言われますが、つるたまは非モデルさんの場合最初にあったままの感じではなく、できるだけ最後にプロフィール写真などを撮るようにしています。

その理由は、話し方や仕草などからその人の人柄を知る為。

また、こちらも会うのが初めての人なので撮影中の会話の引き出しになる、どんなことが好きなのか、何をいったら笑顔になるかなど感情を揺さぶるのは何かを探すための時間でもあります。

 

無理にポーズを決めるより、喜怒哀楽や体にシチュエーションを加える

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形を決めて撮影する方がいい人もいれば、カメラを意識しすぎて表情が硬くなってしまう。

なんて人もおりますが、つるたまはできるだけ楽しい人や、親近感などできるだけ好印象になる方に自然にふって行きます。

例えば形を決めた方が楽な人は、事前にピンタレストなどで有名人やCDジャケット・ポスターから参考になる写真を探しておき、「この写真の感じでいきましょう!」っと気持ちを載せて遊び(楽しみ)ながら撮影することで、緊張が解れたりして、そこからさらに違う一枚などバリエーションを増やすことができます。

つるたまのピンタレスト一例  https://pin.it/4XOoEDI

体や骨盤の向きにも注意

撮られない人だとほぼほぼ体が真っ正面に向いてしまいます。

そのまま撮るとザ!証明写真!って感じに仕上がるので足の爪先の向きごと斜め45°に降ってもらい、顔だけこちらに向けてもらいましょう。

この時腕が太く見えない程度に上半身を調整するだけでも違ってきます。

 

目線なしでもいい、日常の仕事風景や何かをしている仕草から切り取る

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撮られ慣れていない人の場合、緊張していたり苦手意識が働いて「嫌っ!」ってのがそのまま撮っても前面に押し出された写真が撮れてしまった経験ないでしょうか。

必ずしも目線ありではなくていいので、普段どんなことをしているかや例えば数歩歩いて振り返るだけでもいいのでまずは動いてもらい、動くことで緊張をほぐして行きます。

人の印象には目線バッチリだと目力が強すぎる場合もあり目線落としてるカットの方が印象良かったりすることも。

写真で全てを見せないこと(これをつるたまは写真のチラリズムと呼んでます。)で、みた人が印象を想像または勝手に妄想してくれるくらいでも良いと思うのです。

 

喜怒哀楽をプラスする

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写真に撮られ慣れている人や自撮りが上手い人と、撮られない写真に苦手意識を持つ人。

この両者の差が何か考えた際に喜怒哀楽の表現に差が出てきます。

慣れている人は体や表情を使って、感情を表現することがうまく、撮られ慣れていない写真が苦手という人には体や表情を使っての表現をプラスして行きます。

ここで、事前に会話や仕草から拾ったその人が何を楽しいと思うか、体で表現したりして絶対に使わないかもしれない、いや多分使わないネタ写を撮りまくります。

この際に参考になるのがLINEスタンプです。

LINEスタンプの仕草は実際にコーポレートサイトなどでは、撮っておくとあとで社外には使えないけど社内的には使える写真だったりして重宝されます。

できる限り体で大きく「まだ行けます!」「もっと大きく!(時に外国人になったつもりでオーバージェスチャーで)」など載せて行き、一度振り切ることができれば、その中からどの角度やシチュエーションが良かったかなどみて「もっかい、これ撮りましょう!」っと誘導して、その時改めて撮りながら「一回目線ください!」っというと写真苦手な人でも、盛れてる!っと気に入ってもらえる写真撮れたりします。

 

御法度は触らないこと。具体的に決めすぎないこと

ポーズ指示などでうまくできなかった場合、形にこだわりすぎると体の向きや手の位置など、相手の体に触れて直すというケースがあります。

これ、新人時代につるたまはプロレスラーにしたことがあり、「〇〇選手じゃなかったら、お前あの場でぶっ飛ばされてるぞ。」っと先輩から指導を受けたケースです。

人にもよりますが、写真とはいえさっき会ったばっかりの人に体を触れられるというのはどういう気持ちでしょうか。

失礼になることや人によっては嫌悪感になったりしますし、できるだけ形をガチガチにこだわりすぎず、ポーズの幅はその人の自由度と捉えてそこから引き出しを伸ばすように意識した方がいいかもです。

ちなみに写真の中には形を指先まできちっと決めて、そのまま動かないでください!っという撮影もあります。

つるたまは前者ですが、求められる写真の中には後者であるケースもあるのでどちらの写真を求められているかでそこはケースバイケースで選択してみてください。

 

撮る空気感や環境が一番大事、笑わせ役を他のスタッフさんにしてもらう

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つるたまはどちらかというと、っというかむしろ圧倒的に無口な方で日常会話も困るくらい受け身側です。

おそらくこの記事をみていたり、他の記事を探したりして撮影時のコミュニケーションを言葉で探している人には物足りない内容だったかと思います。

カメラを持ってる時は話はしますが、そこまで口数や指示も多くないのに撮影できているのはこうしたトーク以外の部分で、人の感情をのせることがポイント。

つるたまのように苦手な人がいれば、話して引き出すのが得意な人もいるはずです。

話すのが得意なスタッフさんを見つけて、「いつもと同じ自然体で撮りたいので話し続けてください!」っと笑わせてもらったりするのが奥の手です。

 

この方法割と短時間で笑顔を引き出せるので、笑った瞬間「今こっちみてください!」っていうとプロフ写真1枚ならあっという間なので、たまにお願いしてたりします。

個人的な主観になりますが、仕事ではなく撮影を1つのアトラクションとしてお題を出して楽しみながら撮影することが大事だと考えていますので、もしコミュニケーションに困った際は「撮影しながら遊ぶ」を意識してみてはいかがでしょうか。

それでは、また!

 

撮影で参考になる本

シチュエーションや撮り方などは上記2冊が結構わかりやすいので、撮影前に読み直したりして撮影に出かけています。

 

プロフィール撮影時の機材 

つるたまのポートレート写真の決めカットはほとんどこのレンズで撮影しています。

開放f1.8よりもはっきりはわからないけど、なんとなくどこにいるのかわかる程度にぼかしてその人に視線が自然に誘導されるくらいが好きで、ずっと使ってます。

このレンズ以外の場合は70-200mmや24-70mm f2.8 、35mm f1.8など望遠系から場所によってだんだんと標準域になる感じです。