ストリートスナップであろうが
盗撮(以下TS)であろうが
個人を識別できる範囲で撮影した場合
許可を得て撮影してなければ
現行犯になるという怖い世の中です。
そんなわけで今回は
ストリートスナップ写真の肖像権のお話
街で写真を撮影する際につるたまが注意してること
であり、わたくし個人が「自分が捕まらない・会社の問題にならない」ように
理解している範囲のことですので個人の見解になります。
気になる部分などありましたら詳細は各自でお願いいたします。
※2015.3.6にわかりにくかった部分や、お教え頂いた部分を加筆、修正しております。
肖像権侵害のざっくりとした基準
うまく説明出来ないので
みずほ中央事務所の弁護士さんのサイトから
<肖像権侵害となる場合|大雑把な基準>
あ 撮影対象の人物がしっかりと特定できる
い 『風景(画像全体)がメイン』=『人物は想定外に写り込んだ』ではない
う SNSなど,拡散可能性が高いところへの投稿(公開)
肖像権は『撮影』自体で侵害されます。
拡散(公開)した場合,公開目的だった→違法性が高い,と判断されます。
参照元
ストリートスナップとTSの差ってなに?
写真の観点からはストリートスナップなら
正当化されるかも知れないけれど
もし見知らぬ人からいきなり撮影されたらびっくりしますし
なにに使われるか、わからないから怖いですよね?
「いや、見知らぬかわいい子だったら嬉しい」
とか想像してませんか
見知らぬ紳さんのこっちの方ですよ!
ストリートスナップとTSの差は肖像権
明確な差はなに?っとなると本人に承諾を得ているのかどうか
に、なってくるんじゃないかなと思います。
人によっては撮影後に声をかけて
承諾を頂いているかもしれませんが
事前に許可を得ず撮影して
おまわりさんこっちです!
っと新聞に載っちゃった事例もあるので
わたくしの場合は街中で
事前に声をかけて撮影する!
。。という勇気はないですし、
きっとおそらく僕と同じくコミュ障の方が多く
声かけずらいのではないかと思います。
ストリートスナップで肖像権をクリアする裏街道
そんなわけでストリートスナップを撮りたいけれど
声かけづらい。。そんなわたくしが最近よくやる手法はこちら
モデルさんや友人を用意して
ストリートスナップ風に街の中でシチュエーションを設定し
撮影するようになりました(=゚ω゚)ノ
友人なら気軽に声かけられるし肖像権もクリーン!
そのときは、周りにいる人は後ろ姿で顔が写らないように注意しながら。
写真を見た人は 許可を得てない写真だと思うかもしれないけど
じつはそういう仕組みで撮影してます。
ストリートスナップを撮影するときに注意すること
・事前に被写体に許可を得る
以外の方法としては
・個人と特定されない後ろ姿
・個人が認識出来ないサイズで写るように超広角で撮影する
・肖像権が発生しないくらい明るいレンズでぼかす
などの方法もあります。
顔の他に手や足にも肖像権があり
第3者がみて人物を特定出来る場合注意が必要です。
建物には著作権がある
建物には著作権があったりして
有料施設内やランドマーク、特徴的な建物での撮影規則は
その、管理や運営者によって定められてることが多く
国際フォーラムや六本木ヒルズなど
都内の中でもじつはかなり厳しく規制されている場所になります。
一般的に公開された建物の外観を撮影し出版物に掲載するのは
著作権侵害に(第46条-2)ならないそうですが
その建物の施設内での撮影や広告やパッケージなど商業的に関しては
ブラックになることがあり許可が必要になる可能性が高いです。
周りに隣接するビルなどを入れ込み街として撮影した場合は
グレーゾーンらしいです。
なんだかややこしい...
はやくクリエイターやアートが解る議員さん出てこないと
写真がどんどん制約だらけになってしまうな。
一番明確な事前に許可を撮る!
※2015.3.6追記
初期ポストでわかりにくかった部分を修正、追記させて頂きましたが
今回わたくしが伝えたかったことは
意図しないトラブルに巻き込まれる前に
特定の誰かを被写体にした写真は事前の許可や配慮をして、
クリーンに写真が楽しめたらいいなっと思い書きました。
今回ポスト後、多くの方に肖像権 著作権 プライバシーのお話をお教え頂き、
大変勉強になり、お教え頂いた皆様に感謝し
さらに深く勉強して参ります。
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すべての写真はぱくたそさんからおかりしました(´・ω・`)ノ