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【実録】Enduranceという名の「実家」を捨て、3万円の「憧れ」バッグに魂を売った男の末路。

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著者 つるたまについて

20年プロカメラマン
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2月限定: 料理撮影ポートフォリオ募集
1時間 1万円(通常2.5万円〜)残り5店舗
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この記事を書いた人

つるたま|プロカメラマン
📸 カメラ歴:20年以上(2002年〜)
📊 年間撮影:10万枚超のRAW処理
🎒 カメラバッグ遍歴:15個以上購入・検証(沼)
💸 カメラバッグに使った金額:たぶん30万円以上(計算したくない)
📱 X(Twitter): @tsuru1981

この記事の信頼性:
2017年からEndurance Extを5年間愛用し、「これ以上のバッグはない!」と豪語していたのに、2022年3月にWANDRD PRVKE 31へ浮気。現在も両方を使い分けている節操なしのカメラマンが、実体験に基づいて本音レビューします。


正直に言おう。僕は、裏切り者だ。

あれほど「カメラバッグ界の決定版!」「これ以上のバッグはない!」と公言し、studio9 中原一雄さんの情熱が詰まったEndurance Extを2017年から5年間愛用していたのに。

5年も使ってたんですか…!それなのに乗り換えたんですね。

そう。しかも、2026年現在もなお、1万円台で大三元レンズを飲み込むこのバッグは、間違いなく「全人類におすすめできる一つの正解」だと思っている。

それなのに、僕の背中には今、ヨドバシカメラで48,170円(バンドル価格)もするWANDRD PRVKE(ワンダード)31が張り付いている。

えっ…Endurance Extの約2.7倍の価格じゃないですか!?完全に裏切りですね。

理由は、裏切りではない。「成長に伴う、わがままな変化」だ。

……と、カッコつけて言ってみたけど、要するに「物欲に負けた」んです。

中原さんの設計が教えてくれた「快適さ」を知ったからこそ、次に求めてしまった「さらなる大容量」と「未知のスタイル」。

質実剛健な実家を卒業し、一人暮らしのデザイナーズマンションに引っ越したような、期待と少しの不便に揺れる男の末路を聞いてほしい。


1年間悩んだ。g.O.R.iさんのWANDRDが、頭から離れなかった。

WANDRD PRVKE 31 大容量カメラバッグ つるたま レビュー gori.me 影響

2021年、g.O.R.iさん(gori.meのWANDRD PRVKEレビューを見た瞬間、頭から離れなくなった。

1年も悩んでたんですか…!

そう。2021年から2022年3月まで、約1年間。

毎晩、寝る前にゴリさんの記事を読み返し、「でもExtで十分だよな…」「いや、でもゴリさんの写真見てると欲しくなる…」を繰り返す日々。

Endurance Extが「高コスパで軽量、必要なところを見極めて削ぎ落とした結果」なら、WANDRDは「機能性と材質をより強度にした結果の値段」なんじゃないか。

でも、48,170円。Extの約2.7倍。

「本当に必要なのか?」「Extで十分じゃないのか?」「いや、でも…」

完全に沼にハマってますね。

そう。そして2022年3月、ついに我慢の限界が来て、ヨドバシカメラでポチってしまった。

届いた瞬間、「あ、これ高すぎたかも…」と後悔した。

でも、開封した瞬間、その質感に触れた瞬間、「あ、これは…沼だ」と確信した。


なぜ「最強のEndurance Ext」では足りなくなったのか?

カメラバッグ選びは、サイズごとに「完璧な役割」が振られている。

  • Endurance Ext: 1泊〜3泊ならこれ以上の正解はない。コンパクトなのに「え、それ入るの!?」という魔法の収納力。まさに四次元ポケット。
  • WANDRD PRVKE 31: 4泊、5泊、10日間……。撮影と「生活」が混ざり合う長期出張で、Extが物理的な限界を迎えた時に差し伸べられた「もう一つの選択肢」。というか、五次元ポケット。

僕の仕事環境が変わり、4泊以上の出張が月1回ペースになった時、Endurance Extの「マチ拡張」をもってしても、「機材+着替え+予備のスニーカー」を飲み込むことは難しかった。

あ、スニーカー…!

そう。これが一番の問題だった。

カメラマンの天敵は、「足の匂い」です。

2泊3日の出張なら我慢できる。でも3日目の夜、ホテルで靴を脱いだ瞬間、「あ、これヤバい…」と気づく。

4日目、クライアント先で靴を脱ぐシーンがあったら?

社会的に死にます。

めちゃくちゃリアルな悩みですね…!笑

だから僕は、3日以上同じスニーカーを履くというのは、段々と足ムレで匂いが出る気がしているので、絶対にスニーカーは持って行きたい派なんです。

2泊3日の出張が限界だったExtから、4泊5日まで対応できるようになった。

ほぼ1ヶ月家に帰れないような長期出張でも、「足の匂いがしてないか気になるところから解放された」のは、個人的に大きな点だった。

バッグを2つに分ければ済む話だが、撮影現場での機動力を考えると、どうしても「背中一つ」で完結させたかったんだ。


【実測】WANDRD PRVKE 31に投資して気づいた「新しい視点」

WANDRD PRVKE 31 ロールトップ カメラバッグ つるたま 実測

ヨドバシカメラで約4.8万円(バンドル価格)。Endurance Extの約2.7倍の投資。

その価値は、単なる容量アップだけではなかった。

ロールトップという「心の余裕」

Extの拡張機能には何度も助けられたが、PRVKEのロールトップはもはや「自由」そのものだ。

「現地でお土産を買ったら?」「急に寒くなってアウターを脱いだら?」「クライアントから突然『これも持って帰って』と渡されたら?」

そんな不測の事態も、上部をくるくる広げるだけで、Enduranceよりさらに大きなロールトップが全てを包み込んでくれる。

中原さんの緻密な「整頓術」とはまた違う、大らかな「受け入れ力」に救われる。

これ、まさに「ドラえもんの四次元ポケット vs のび太のママの大きな心」みたいな違いです。

例えが謎すぎます。

スタイルが変える「撮影への意識」

サイドアクセスからカメラを引き出す瞬間。機能はExtと同じなのに、バッグの質感が変わるだけで、不思議と背筋が伸びる感覚がある。

「さあ、今日もいい絵を撮ろう!」。

そんなふうに自分を少しだけ高揚させてくれるデザインの力。

これ、「スーツを着ると仕事モードになる」みたいなやつです。

機材に対する「愛着」という、数値化できない価値への課金だった。


【実証】10日間出張を支える大容量の「究極のパッキング術」

WANDRD PRVKE 31 パッキング カメラ機材 つるたま 10日間出張

WANDRDを検討中の人が一番知りたいのは「結局、何がどれだけ入るのか」だろう。

僕が実際に行っている10日間出張のパッキングを公開する。

10日間出張…!?

そう。つるたまの中で、3日以上同じスニーカーを履くというのは、段々と足ムレで匂いが出る気がしているので、絶対にスニーカーは持って行きたい!

そんな強い意志(というか強迫観念)からバンドルを外し、スニーカーを詰める。

【パッキング内容】

  • カメラ2台(Canon 5D Mark IV × 2、またはSONY α7シリーズ)
  • レンズ3本(TAMRON 35mm F1.4、TAMRON 85mm F1.8、TAMRON 28-75mm F2.8など)
  • ストロボ2灯(Godox AD200Pro × 2、またはAD100Pro)
  • ニッシンのカーボンスタンド × 2本(これがまた長い)
  • PC&SSDなど(MacBook Pro 16インチ、外付けSSD 2台)
  • 着替え4日分(上部ロールトップに収納)
  • 予備のスニーカー1足(インナーを外して収納)← 超重要

4日分は言って仕舞えば、あとはコインランドリーで洗濯しながらやりくりできるので、これで完璧!

2泊3日の出張が限界だったExtから、4泊5日まで対応できるようになった。

これ、カメラマンにとっては「革命」です。

背面・サイド:仕事の司令塔

WANDRD PRVKE 31 背面パッド カメラバッグ つるたま MacBook Pro 収納

  • PC: MacBook Pro 16インチ(背面スリーブが厚手で安心感がある)
  • 三脚: サイドポケットに差し込み、アクセサリーストラップで固定。

高いには理由がある。WANDRD PRVKE 31が「高級バッグ」である証

ヨドバシで5万円弱という価格設定。Endurance Extを2個買ってもお釣りが来るこの金額の差は、どこに現れているのか。

実際に使い込んで分かった「圧倒的な差」はここにある。

圧倒的な「重厚感」と「高級感」

WANDRD PRVKE 31 質感 高級感 つるたま撮影 バリスティックナイロン

手に取った瞬間にわかる。Enduranceが「軽快な実用着」なら、PRVKEは「タフな防弾チョッキ」のような重厚さだ。

1680デニールのバリスティックナイロンと、マットな質感の防水ターポリンの組み合わせは、明らかに「高級ガジェット」の風格を纏っている。

これを背負ってクライアント先へ向かう際、自分自身のプロ意識を一つ底上げしてくれるような、そんな「道具としての色気」がある。

これ、「ユニクロのスーツ vs オーダーメイドのスーツ」みたいな違いです。

どっちも機能は同じだけど、気分が全然違う。

魔法の「背面パッド」が重さを支配する

WANDRD PRVKE 31 背面パッド 快適性 つるたま 10kg 機材

PRVKE 31の自重は1.5kgと、Ext(約1.3kg)より重い。

実際に使ってみると、Extが軽量なだけに、空の状態だとずしりと重さは感じるようになった。

「あれ…Ext の方が軽かったな…」と一瞬後悔した。

えっ、逆転するんですか?

そう。10kg超の機材を詰め込んだ時の「体感」は逆転する。

その秘密は、背中を包み込む分厚い背面パッドだ。

Enduranceのオールメッシュも通気性抜群で素晴らしいが、WANDRDのパッドは「点ではなく面で支える」感覚。

背骨のラインを考慮した肉厚のクッションが、重さを分散し、夏場でも効率よく熱を逃がしてくれる。

この「背面への投資」こそが、10日間出張を支える最大の功労者だ。

これ、まさに「エアマックスのクッション」みたいな感覚です。見えないけど、確実に足(背中)を守ってくれる。

傘を捨てる勇気をくれる「鉄壁の防水性」

カメラマンにとって雨は天敵だ。

Enduranceには使い勝手の良いレインカバーが付属しているが、PRVKEは「バッグそのものがレインカバー」のようなもの。

雨でもカバーをかけることなく、そのまま歩ける。

止水ジッパーと防水ターポリンの安心感は絶大で、多少の小雨なら拭き取るだけ。

撮影の手を止めずに済むこの「時間」を買っていると思えば、価格差も気にならなくなる。

これ、「傘をささずに雨の中を歩ける自由」です。片手が空くって、カメラマンにとってどれだけ大きいか。

「家探し」が不要になる、緻密な内部ポケット

WANDRD PRVKE 31 内部ポケット 収納 つるたま SDカード バッテリー WANDRD PRVKE 31 内部ポケット メッシュポケット つるたま WANDRD PRVKE 31 セーフティポケット パスポート つるたま

「外見はシンプル、中身は多機能」。これがPRVKEの真骨頂だ。

  • サイドアクセスの内側: SDカードや予備バッテリー専用のメッシュポケット。
  • 背面: パスポートや予備のカードを隠せるセーフティポケット。
  • 上部: 鍵を繋いでおけるキークリップ。

Enduranceが「大きな収納に自分で小分けにする楽しさ」なら、PRVKEは「全ての小物に住所が用意されている便利さ」だ。

パッキングの際、「あれ、どこに入れたっけ?」というストレスから完全に解放される。

これ、「無印良品の収納ケース」みたいな感覚です。全てに居場所がある安心感。


【本音】WANDRD PRVKE 31の「デメリット」も正直に言う

ここまで褒めちぎってきたけど、正直に言うとデメリットもある。

① 重い(空の状態で1.5kg)

Endurance Extが約1.3kgなのに対し、PRVKE 31は1.5kg。

空の状態で持つと、明らかにPRVKEの方が重い。

「あれ…Extの方が軽かったな…」と一瞬後悔した。

ただし、機材を詰め込んだ時の「体感」は逆転する。背面パッドの魔法だ。

② 都内の簡易撮影には大きすぎる

実際大きくなったカメラバッグではあるので、ストロボやスタンド、レンズなど持っていきたいものは全て収納できる反面、都内での簡易的な装備で収まるインタビュー取材には大きすぎる。

だから僕は、都内の簡易撮影はPORTER × BARNEYS NEW YORKのバッグで対応するようになった。

使い分けてるんですね!

そう。WANDRD PRVKE 31は「長期出張」「機材フル装備」の時のみ。

都内での1〜2時間の撮影は、もっと軽量なバッグの方が快適だ。

これ、「軽トラ vs セダン」みたいな使い分けです。荷物多い時は軽トラ、普段はセダン。

③ 価格が高い(約5万円)

確かに購入する値段はWANDRDは高いと思う。

ただそれは機能性と材質をより強度にした結果の値段であり、Extはコスパ最高で軽量の中で必要なところを見極めて削ぎ落とした結果だと思う。

だからこそ、今でもExtは最高のカメラバッグだし、もしもう少しいいものをと考えた時、WANDRDは今はさまざまなサイズが出ているので、一度お店で見たりして質感をチェックしてほしい。


最後に:「実家」を捨てた男の、今

WANDRD PRVKE 31 Endurance Ext 比較 つるたま 本音レビュー

Endurance Extは今でも僕にとって「最高の教科書」だ。

そこで学んだカメラバッグの基礎があるからこそ、WANDRDという「少し尖った選択」も楽しめている。

もしあなたが、今のバッグに「あともう少しのキャパシティ」と「撮りたくなる理由」を探しているなら。

5万円の投資は、決して「魂を売る」ことではなく、あなたのカメラライフをアップデートするための最高の一歩になるはずだ。

銀一のセールを待つのもアリですね!

そう。銀一のセールを待つのもいい。ヨドバシのポイントを全投入するのもいい。

でも、手に入れたその日から、あなたの出張の景色は間違いなく変わる。

そして、きっとあなたも「足の匂い問題」から解放される。

結局そこですか。

最終更新日:2026年1月29日

 

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