カメラ買ったばかりの初心者が覚えるべき写真のポイント
初めて買ったカメラはミノルタα303のつるたまです。
カメラ初心者のとき、じつはめっちゃ失敗しまして
今回はカメラ買ったばかりの初心者が、写真がうまくなる方法をお届けいたします!
カメラのモードダイヤルから脱出しよう!
カメラについているモードダイヤル
イラストのモードはなんとなく見ればわかるから使ったことあるけど
アルファベットの方は難しそうだから使ったことない!
っという方はAV (NikonなどはA) のダイヤルに設定してみましょう。
そうすると・・
赤丸の数字 5.6や8など絞りの数字が動かせるようになります!
絞りを動かすと何が変わるの?
上記のようにf4やf5.6など数字が小さくなればなるほど、
ピントがあった位置から背景がぼけるようになります。
ただ、同じf5.6でも・・
こちらの写真は広角18mmで撮影した写真
こちらの写真は望遠55mmで撮影した写真
レンズの望遠側
55mm側を使うことでより大きくぼかせるようになるので
ぼかしたいときは55mmのところにレンズの焦点距離をセットしてから
ご自身が動いて被写体のサイズを調整しましょう!
撮る位置を決めてからズームを動かすと撮る前に写真をイメージできないので
ぼかしたいときは先にズームをセットしてから撮るのが初心者から抜け出すコツ!
さらにぼかしたいときの3つのポイント
いくら設定してもAの様にピントを合わせた位置と背景が近いとぼかせないので
Bのように十分に背景や壁から距離を離すことで背景をぼかすことができます!
さらに標準レンズではなく望遠レンズを使うことで
こんな感じでぼかすこともできますし
f値の明るい単焦点レンズやマクロレンズを使うことで
背景を色として映し出すこともできるのでおすすめです!
標準レンズはf値が変動するので基準値は5.6に
ここで、レンズの正面をみてみましょう。
18-55mm 3.5-5.6と表記してあります。
標準レンズのf値の明るさは、18mmのときはf3.5
55mmのときはf5.6と変動していきます。
ズームするたびにf値が変動すると
シャッタースピードやISO感度など気を使うポイントが増えるので
最初はわかりやすくf5.6にして使うことで
望遠側のf5.6だとこのぐらいぼけるんだな
っと判断基準がしっかりと感覚的に身につきます。
その写真なにをぼかすの?
初心者のときはぼかすことで一眼ならではの写真を楽しむことができますが
カメラに慣れてきたら
・どのくらいぼかすのか
・なにをどうぼかすのか
目的を持ってぼかすことがポイントになってきます。
さらにぼかしたいときは望遠レンズや単焦点レンズを
もっとピントを合わせたいときはf8やf11など動かして
背景のピントの合う範囲にどんな被写体や色が入っていて
どのくらい見せるのかを意識して調整していくと
テクニカルだけでなく感覚的に写真がうまくなりますので
試してみてはいかがでしょうか。
それではここまではぼかす方法をお話ししましたが広角のポイントを
広角レンズはf8で使ってしっかりとピントを合わせよう
続いては標準レンズ18mm側の使い方。望遠レンズはなんとなく使えるけど、
広角側は苦手。。っという方も多かったりしますが
初心者のときのかんたんな使い方は風景を撮るときは広角にすること!
広角レンズは、自分の目で見ているよりも風景を広く撮影することができ
全体的にピントが合いやすいので、風景を撮るのに効果的です。
このとき被写体の真正面ど真ん中で撮ることで
広角レンズの特徴である歪みをできるだけ抑えることもできますし
立って撮るだけでなく、しゃがんで見上げることで
風景や建物の迫力を伝えることができます。
広角レンズを使うときは
・正面なのか斜め45度など角からなのかどの位置から撮るか
・しゃがんで撮るのか立って撮るのか高さ
この2点が初心者向けのポイントとなってきます。
初心者向けの説明記事なので省いてますが、
f8以上はレンズによって解像度が落ちたりするのであんまりおすすめしません。
これで、ぼかすのか絞るのかどう撮りたいかによって
レンズの選択が撮る前にできる様になると思います。
最後はシャッタースピードのお話しです。
手ぶれ以外にもあるぶれの種類、シャッタースピードであそぼう!
写真撮ったのにぶれちゃった!ことあるかと思います。
手振れ補正ついてるからブレないと思っていた・・・。
たまにこんな人本当にいます。。(^^;
ブレには手ぶれ以外にも被写体ぶれがありまして、
手振れ補正がレンズやカメラ本体についていても
被写体が動いていればぶれます!
これが被写体ブレで、動いている被写体を止めるには
被写体のスピードにもよりますがスポーツなどでは
1/500以上のシャッタースピードがポイントになります。
1/500は屋外日中なら出ますが室内ではでないので
室内ではISOをあげて1/350くらいであればピントが合っているところは止まります。
っというわけで、被写体ブレを抑えるシャッタースピードを覚えたところで
続いては手ぶれの原因を抑えるシャッタースピードを学んでいきましょう。
手ぶれを抑えるシャッタースピードの目安
手ぶれを抑えるシャッタースピードは
1 / 焦点距離分
例えば
標準レンズ55mmを使用しているときは
シャッタースピード1/60が手ぶれをしない目安になります。
この方式はフィルムカメラのときの方式で
デジタルカメラはフィルムに比べてぶれやすく
撮影時にモニタで見たときはぶれていなくても
家に帰ってモニタで見たらぶれてた・・・なんてこともあるので
・標準レンズ 1/125以上
・望遠レンズ 1/250以上
できるだけ上記のシャッタースピード以上で撮影するように意識しましょう。
2秒など長時間露光で光を撮るとおもしろい!
シャッタースピードに慣れてきたら、
意図的にぶらすと人間の目では見えてない視覚効果が撮影しやすく
三脚を使用したり、ぶれない様にしっかりと台に置いて撮影することで
上記の様な光の流れが写真で撮れたりします。
シャッタースピードは
・止めるのか
・ぶらすのか
意識して使い分けることが大切です。
カメラ初心者がうまくなるためのテクニック
・どのくらいぼかしたいか
・広角で迫力をどう出したいか
・しっかりと止めるか
・被写体をぶらすのか
大きく分けるとこのテクニックを意識することで
カメラ初心者でもうまく写真を撮ることができます。
レンズ・カメラの設定・撮る角度や距離、高さが重要なので
意識的にいつもと違う視点や撮り方で撮影してみると
さらに写真が面白くなるかと思います!
テクニカルを覚えた後は写真のアイディアでなにをどう撮りたいかが大事!
構図がうまい、きれいな写真がいい写真と思われがちですが
写真が下手でも被写体のコンテキストや感情や熱量を撮ってればストーリーとしていい写真だったりします。
前者はモノで後者はコト
デジタルになって誰でもきれいに撮れる時代だからこそ
コトが重要になってきてるのでブロガーの皆様チャンスですよ!
それでは、テクニカル記事はこのあたりでまた
アイディアの記事を今後も続けていきたいと思います!
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