フルサイズミラーレスの中でもお手頃価格で当時登場したα7Ⅲ
現在中古市場でも人気なようで13万〜っとかなり買いやすい価格。
より高画素になったSONY α7RⅢは一時期より値上がりしており15万〜の印象。
この2万円差にメーカースペック表には買いていない実は大きな差があり、手を出すと損するんだけどな・・・・っと思ってる”たったひとつの理由”を綴っていきます。
まずはスペック比較で違いの比較
α7RⅢ | α7Ⅲ | α9 | |
発売日 | 2017/11/25 | 2018/3/23 | 2017/5/26 |
有効画素数 | 4240万画素 | 2420万画素 | |
総画素数 | 約4360万画素 | 約2530万画素 | 約2830万画素 |
ISO | ISO100~32000 (ISO50~102400) |
ISO100~51200 (ISO50~204800) |
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連写性能 | 約10コマ/秒 |
約20コマ/秒 メカシャッター |
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測距点 |
399点 | 693点 | |
端子 | マイクロUSB、USB Type-C HDMIマイクロ |
マイクロUSB HDMIマイクロ |
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モニタ | 3型(インチ) 144万ドット |
3型(インチ) 92.16万ドット |
3型(インチ) 144万ドット |
ファインダー | Quad-VGA OLED Tru-Finder |
XGA OLED Tru-Finder |
Quad-VGA OLED Tru-Finder |
検出素子 | Exmor R CMOS センサー | Exmor RS CMOS センサー | |
本体のみ重量 | 572g | 565g | 588g |
中古 | 15万〜 |
13万〜 |
16万〜 |
メーカースペック表から一部抜粋した一覧になります。
α7RⅢとα7Ⅲのわかりやすい大きな違いは有効画素数と連写コマ数
一枚の作品画質にこだわって作られているのがα7RⅢ。
2420万画素で、その分連写やAF性能に特化したのがα7Ⅲ。
α7Ⅲとα7RⅢのいいとこ取りをしてさらにグレードアップした機種がα9っと例えるのがわかりやすいでしょうか。
厳密に書くと違うところはもっとあるけど混乱するので端折ります
こうスペック表だけ見てると判断する基準値がスペックになるのでα7Ⅲが13万〜なら買ってみようかな!っていう人が多いからか人気なようで。
ちょっと待って!知って欲しいシャッター幕の耐久回数
カメラは実は消耗品の部類で一回買ったらずっと使えるわけではなく寿命があります。
それがシャッター幕の耐久回数で、機種によって異なります。
α7Ⅲ 20万回
α7RⅢとα9は50万回
また、α7Ⅲに関しては5〜7万回くらいで壊れてしまったという話も。
ソニーが「α7 III」のシャッターが壊れる問題で集団訴訟を起こされる - デジカメinfo
シャッター幕が消耗されている中古カメラガチャのリスクがα7Ⅲは高い気がする....
っというのが最大の理由です。
差額2万円ならα7RⅢの方がシャッター幕50万回近くまで消耗してることってまずないし安心だと思うのです。
プロを視野に作られているα7R&α9シリーズ
仕事で撮影していると、1日数千枚撮ったりしてて1ヶ月でつるたまの仕事ペースでも2〜3万枚。
Canon EOS5Dシリーズを使っていた時はシャッターの耐久回数15万回だったので1年に1回くらい修理に出しておりました。(意外と壊れないなと取りまくったら25万くらいだったこともあるけど)
50万回ともなると2、3年ハードに使っても大丈夫で、そのくらい過酷に使っても壊れない安心感がある、α7Rやα9シリーズを「カメラ買いたいけど何がいい?」っと聞かれた際にはおすすめしてます。
一般的にはα7RⅢが人気なようですが...
USB-Cで給電ができ、万が一の時も安心なα7RⅢですが、もしそこまで高画素はいらないっという時は個人売買サイトやJ-cameraなどでα9を調べてみてください。
15万で出てることもあり、個人売買サイトなら気になるシャッターの耐久回数も質問すれば明記してくれる出品者も多いです。
α9はα9Ⅱが出て2021年8月に生産完了になっており、修理可能なパーツ保有期限は7年。
2028年7月までは今後SONYがパーツ保有期限を変更しない限りは何かあっても修理できますし、その後も使いたいとなるとこの期限内に一度修理しておくとさらに長く使えると思います。
っというわけで調べてたらα9ポチっちゃいました。
ミイラ取りがミイラになってしまいましたが、使ってみた感想などはまた後日記載するかもです。
それでは、また。