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フルサイズα7RⅢにAPS-Cレンズ TAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXDをつけてみた。スポーツ編

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SONY α7RⅢを使い始めてから、データ量が重すぎる!

CanonならRAWデータでもサイズ選べるのにSONYはサイズが選べないので、そこまでフル解像度必要じゃない時も現像の手間(読み込み&書き出し)がかかる。

どうにか軽減できないものかと、TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD使えばAPS-Cサイズになるし、焦点距離1.5倍の約26mm-105mm F2.8で手ぶれ補正付きって最高じゃん?!っと考えて試してみたのでその感想第一弾です。

まずはカメラの設定をAPS-Cモードにする

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フルサイズにAPS-C用のレンズの組み合わせなので、そのままだとモニタのような感じで周辺が真っ暗に蹴られまくります。

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「マニュアル時のAPS-C撮影」をONにすることでこんな感じで普通に使えるようになります!

フルサイズ時 7950 x 5304 (約4200万画素)RAW1枚/約43MB

APS-C撮影時 5168 x 3448 (約1800万画素) RAW1枚/約18MB

と、約半分のサイズダウンに成功。

APS-Cにすると焦点距離は1.5倍だからそれくらいだと思ってたのですが、画素数半分以下になるのは意外でした。

とはいえ、1800万画素あればA4サイズくらいまでなら全然OKだと個人的には考えてるので問題なし。(この辺りは個人差があると思いますが)

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せっかくなのでその後、USJで撮った数枚の写真も供養しておきます。

約26mm-105mm F2.8っていう夢のレンズ

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今まで標準レンズでF2.8の明るさであれば24-70mm F2.8か
明るさを犠牲にして24-105mm F4で手ぶれ補正であるIS付きの2択だった。

TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDは、APS-Cサイズで1.5倍である約26mm-105mm。

明るさf2.8でさらに手ぶれ補正であるVC付き。

従来標準レンズでできなかった焦点距離 x 明るさ x 手ぶれ補正の美味しいとこどりをしてる夢のレンズなのです!

だからアップも撮れて、暗いところにも強い

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エディオン第2アリーナは、プロレス撮影してる中でも暗い会場で感度はISO3200-4000で撮影することが多くf2.8必須の会場。

今までなら24-105mm f4などのレンズを使うのは控える会場でしたが、TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDならワイドもアップも撮れてしまうのがめちゃめちゃ役立つ!

表情までしっかりわかる写真が撮れるし、しかもレンズが小さくて軽いのはかなり嬉しいメリットかなと。

欲を言えばモーターユニットがRXDではなくVXDがよかった

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TAMRONの中でモーターユニットを表すのがVXDやRXDの表記。

VXDが一番早いモーターユニットで、TAMRON 17-70mm は RXDと二番目に早いモーターユニット。

どうにか腕と事前予測でカバーして撮影していけばAFスピードは間に合うのだけど、VXDほどのサクサクピントが合う感はないので、そこがスポーツや動物など動体撮影する人にとってはどうなのかなと思うポイント。

とはいえポートレートなら十分使えると思うので、それはまた次回試して行きたい。

フルサイズ x APS-C用レンズの組み合わせ、アリなのでは!

画素数が1800万画素になるので、それならAPS-Cサイズであるカメラ本体α6400やα6600などの2400万画素のカメラ使ったほうがいいのかもしれない。

とはいえ、つるたまのようにα7Rシリーズ買って高画素すぎてそこまでいらない時もあるなと使い分けたい考えの人にはカメラもレンズも両方買うより便利なんじゃないかなと感じました。

また違う機会に書きますが、このレンズを検討するとき

28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) 9万円台〜

28-75mm F/2.8 Di III VXD  (Model A036) 約75000円〜

と、3本の中で悩むと思うのですが、画質ならG2であるA063ですが、同価格帯であるA036との検討となると、画素数を取るかどうかで今回の17-70mm f2.8 VC RXDの方がメリットが大きくあると思うのです。

もし標準レンズ買い替えようかなっというときは、試してみてもいいかもしれません。

それでは、またポートレート編で。