ポートレートなどに良さそう!っと気になってる方も多いTAMRON 35-150mm F2-2.8 DiⅢ VXD
標準レンズの代わりにプロレス格闘技の撮影でもめちゃめちゃ使えるんじゃないかと思ってまして、実際試してみたのでその感想と写真をちょこっと載せて行きます!
- AFスピードはVXDで問題なし!
- F2-F2.8の明るさが役立つ
- 35-150mmまでの焦点距離が今まで撮れなかった写真が撮れる
- リングサイドという特殊なジャンルで約2時間ズームリング回すと指が攣る
- 予約待ち数ヶ月ですが35-150mm F2-2.8はめちゃめちゃいいレンズ
AFスピードはVXDで問題なし!
まずスポーツ撮影で最も重視したいのがAFスピード。
ポートレートなら多少遅くても問題はないが、スポーツ撮影はほんと一瞬が撮れるか取れないかが大きく左右する撮影ジャンル。
TAMRONの中でもVXDは一番早いモーターユニットであり、RXDでは合わないシーンもサクサク撮れた感覚があった。
あ!今撮りたい!でも今からじゃAF間に合わない!って今までおもってたシーンでも、ほんとα7RⅢのフォーカスエリアや顔認識と合わせてきびきびピンと合わせて撮れるのでほんと助かる。
F2-F2.8の明るさが役立つ
プロレス会場は照明が入ってる場所もあるものの、暗い会場が多くF2.8がマスト。
ISOは4000くらいまでは普通に使ったりするので、F4のレンズだと確実にブレないように撮るには正直ちょっと辛いこともある。
TAMRON 35-150mmはF2-2.8の明るさ。
ズームしても2.8なので暗い会場でも気にせず撮れるのが心強い。
会場によっては丸ボケも出るみたいで、ちょっと狙って行きたいところ。
35-150mmまでの焦点距離が今まで撮れなかった写真が撮れる
35-150mm最大の魅力はやっぱりこの焦点距離。
今までの標準レンズといえば24-70mmでワイドは取れても望遠域が少し物足りず小さくなってしまうシーンが多かった。
まだリングサイドという、プロレス格闘技のジャンルでしか試していないけれど、35mmであれば十分なワイド域で、当初気にしていた24mmじゃなきゃ撮れないシーンはさほど感じず、今までの標準域より被写体にクローズアップした写真を撮りやすいのでシャッターチャンスは格段に増えた!
付け替えなしで一本で写真が撮れてしまうというのはやっぱり大きな魅力だと思うのです。
リングサイドという特殊なジャンルで約2時間ズームリング回すと指が攣る
いろんな写真が撮れるようになったのは大きなメリット。
じゃぁデメリットは?というと、リングサイドは普通の撮影と違って、肘や腕をリングに置いて撮ることが多い。
ズームが重いっというのが最大のデメリットになり、通常なら腕の反動や力も応用して回せるズームリングが完全に指のみで回さなければならないので、撮影後から指がちょっと腱鞘炎?みたいな痛みがあった。
その後日撮ったポートレートのスタジオ撮影(約1000枚)では、全くその指だけで撮らなければいけない痛みは発生しなかったので、リングサイド特有の悩みなんだろう。
鍛えられてどうにかなるのかはこの後も検証したいところ。
予約待ち数ヶ月ですが35-150mm F2-2.8はめちゃめちゃいいレンズ
また次回ポートレート編を書くときにも触れますが、今回スポーツ撮影で使ってみて標準レンズは24-70mmっという考え方が一変した。
35-150mmはもはや望遠レンズではなく標準レンズであり、標準レンズとして常用できる一本だ。
ってなると28-70mmがいらなくなるなと思いつつ、今回TAMRONさんからレンズを借りてるだけなので、後数ヶ月先にお店で買うのが楽しみなレンズになった。
予約待ち数ヶ月になりますが、24-70mmの標準レンズをよく使う人ほど、このレンズ試したら標準レンズの考え方が一変して、撮る写真の幅が格段に増えるかもしれません。
それでは、また次回!