2017.6.24ついにCanonのフルサイズEOS6D MarkⅡが発表された。
2017年8月上旬に発売.
何が変わったの?今フルサイズを買うならどれがいいの?っと合わせてご紹介して行きます。
Canon EOS6D MarkⅡ vs EOS6D スペック比較
EOS 6D MarkⅡ | EOS 6D | |
---|---|---|
撮像素子 | フルサイズ COMOSセンサー | |
有効画素数 | 約2620万画素 | 約2020万画素 |
映像エンジン | DIGIC7 | DIGIC5+ |
記録媒体 | SD/SDHC/SDXC | |
最大記録画素数 | 6240×4160(JPEG L/RAW) | 5472×3648(JPEG L/RAW) |
動画記録サイズ /フレームレート | FullHD 59.94/50.00/29.97/25.00/24.00/23.98p HD 119.9/100.0p 4Kタイムラプス動画(29.97p/25.00p) Full HDタイムラプス動画(29.97p/25.00p) :約90Mbps |
FullHD 30/25/24p HD 60P/50p SD 30/25p |
ライブビュー時のフォーカス | デュアルピクセル CMOS AF方式(顔+追尾優先AF、スムーズゾーン、ライブ1点AF)、手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) | ライブ1 点AF、顔優先ライブAF(コントラスト検出方式)、クイックAF(位相差検出方式)、手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大可能) |
連続撮影速度 | 最高約6.5コマ | 最高約4.5コマ |
連続撮影可能枚数 | JPEGラージ/ファイン:約110枚、RAW:約18枚(約21枚)、RAW+JPEGラージ/ファイン:約17枚(約19枚) | JPEG(ラージ/ファイン):約73枚、RAW:約14枚(約17枚)、RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約7枚(約8枚) |
測光分割数 | 315 | 63 |
測距点 | 45点 | 11点 |
視野率 | 約98% | 約97% |
液晶モニター大きさ | チルト式タッチパネル ワイド3.0型TFT式カラー液晶 |
ワイド3.0型TFT式カラー液晶 |
ドット数 | 約104万ドット | 約104万ドット |
無線LAN | 通信距離 約15m | 有 |
大きさ | 約144.0(幅)×110.5(高さ)×74.8(奥行)mm | 約144.5(幅)×110.5(高さ)×71.2(奥行)mm |
質量 | 約765g(バッテリー、カードを含む)/約685g(本体のみ) | 約755 g(CIPAガイドラインによる)/約680 g(本体のみ) |
CanonEOS 5D MarkⅣの映像エンジンはDIGIC6+だったが、EOS6D MarkⅡはDIGIC 7を搭載。
初代に比べて5gほど重くはなったがタイムラプス撮影や、測距点45点連写コマ数6.5コマに向上。
モニタはチルト式のタッチパネルになり撮りやすさや遊び心、写真だけでなく動画も向上しているのがCanon EOS 6D MarkⅡの魅力。
ここからCanon EOS 6D MarkⅡのよくなったポイントについて解説して行きます。
測距点45点で撮りやすい!!
ここ数年、Canonの測距点が十時に広がる9点や11点から徐々に多点へと広がっていっている。
同時にAFフレームの設定は一点・全点・スポットのほか、ゾーン・ラージゾーン・45点と増えており、合わせたいところにAFカーソルがなくてピントが合わない!なんてことを防いでくれる。
現在つるたまはシビアな状況ではEOS 5D Mark4の一点で撮影しているが、全点の61点で自動追尾させて一瞬でも構図の自由度をあげられるようにカメラに任せているくらい全点でも結構正確性あります。
EOS 5D MarkⅢを超えた!秒間6.5コマ
DIGIC7により、フルサイズでも秒間6.5コマ撮影できるようになったEOS 6D MarkⅡ
旧機種だが、EOS 5D MarkⅢは秒間6コマ。
上位の旧機種を上回るスペックで登場しているのだ。
個人的には秒間6コマあれば狙って撮れば撮れるレベルなのでもう十分で、むしろこのコマ数超えると狙ってないタイミングまで勝手にシャッター切られるのであとで結構困る(・ω・ ;)
タイムラプスムービーが楽しい!
今までは、一秒15枚の写真で構成するために、15枚撮影してあとでソフトで写真を繋げてタイムラプスにする必要があった。
これ非常に面倒な割にクライアントさんや知人からは「面白いし時間や風景の経過がわかるからタイムラプスで!」ってさらっと言われるんですよね。。
EOS 6D MarkⅡは最大約2分になるまで3600回の撮影を1秒=99時間59分59秒感覚まで設定できる。
夜明けなどの風景はドラマチックで、交差点や人が行き交う場所なども楽しいので購入する方は是非ここを楽しんでほしい。
タッチパネルとバリアングルモニタ(・∀・)イイ!!
Sony α7を見ていて感じたのは、やっぱりフルサイズのハイアマチュア層をターゲットにしたモデルでもバリアングルって必要じゃないか。っと言うこと。
EOS 5Dシリーズでは現状実現していなかったがついにCanonでもフルサイズ機に導入された初のフルサイズバリアングルモデルである。(大げさ)
三脚使用時や地面すれすれやローアングルでの花や風景の撮影など、迫力やレンズの遠近感を生かした撮影にはバリアングルめちゃめちゃ助かるのです。
シャッター幕の耐久回数は10万回ここが6Dと5Dシリーズの分かれ道
EOS 6D MarkⅡと初代6Dどっちが買いなの?っと言う質問にはもう間違いなく6D MarkⅡをオススメする。
ただ、購入時にフルサイズの6D MarkⅡと価格が小慣れたEOS 5D MarkⅢどちらを買うかといえば、その答えは使い方にある。
女性や持ち運びの小ささや、バリアングルやタイムラプスなど遊びの部分でメリットがあるのがEOS 6D MarkⅡ。
画素数やコマ数こそ下位の新機種に見劣るものの、ファインダーやAF測距点、耐久性に優れているのが上位の意地を見せるEOS 5D MarkⅢだ。
このポイントがシャッター幕の耐久回数と言われる、シャッター幕の寿命。
EOS 6D MarkⅡ 10万回
EOS 5D MarkⅢ 15万回
現在販売されている価格 / シャッター幕の耐久回数 = 1シャッターの価格
上記を算出することができる。
長く写真に集中して撮る環境を整えるのであればEOS 5D MarkⅢなのだ。
EOS 6D Mark2を買うなら上記計算式が崩れた時が買いだ!
っと言うわけで、欲しい方は発売1,2ヶ月すると値崩れが始まる傾向があるのでこまめに値段チェックしながらタイミングを見計らって見てはいかがでしょうか。
それでは、また!