たまに知人から聞く「HDぶっ飛んで子供の写真全部なくなっちゃった!!」っという声。
そう、HDは消耗品でバックアップを取らなければならず、つるたまは撮影データを外付けHDとamazonドライブの2重でバックアップしておりました。
...が!amazonドライブの容量無制限が海外では終了、日本もいつ終わるかわからない状況。
そろそろNASに挑戦するべきか...?!
でも、Studio9見ててもなんか難しそうだし素人が手を出すものではないのかもしれぬっと思っていたところ、Synologyさんから DS916+ をご提供いただきまして、
初めてNASを組んでも簡単にセットアップに成功!!
もっと早くやってればよかった!
っと感じたので、デジタルの写真データの2重バックアップがなぜ必要なのかと、初めてNASを組んでも簡単にできることを3記事の連載形式でご紹介していこうかと思います。
HDは一生ものではなく消耗品 平均故障時間を超えると消失することがある
撮影データを保存する外付けHD。
中にはHDではなく「SDカード安いしそのままSDカードに写真データを残している」っという方も、聞いていると珍しくなく結構普通にいます(・ω・ ;)(; ・ω・)
SDカードやHDは消耗品で、経年劣化がありHDは回転数が鍵になりおおよそ4年、メモリーカードは書き込み回数で約2年くらいが平均故障時間目安となります。
いつ壊れてデータが消失するかわからないリスクは覚えておこう。
壊れて写真データが消失しても大丈夫なように最低限なリスクヘッジ
メモリーカードは耐久を超えると、書込み不良などカメラでは見れたのに家帰って写真開けないエラーが発生したりするので、使用頻度が高いつるたまは1年に1回入れ替えを行い最長2年は使わないように。
また、外付けHDに関しては
ぶっ飛んで困る写真はHDDの他にお気に入り写真としてPCにセレクトしてストック
飛んで困る元データはamazonドライブに入れて保管しておりました。
飛んだら困る写真データとは
・子供の写真などの記録写真
・海外旅行や結婚式など再度撮りに行くのが難しい写真
・資料として後に価値がある期間限定のイベント写真
パッと思いついたのはこんな写真ありませんか?
具体的にはつるたまの場合、スポーツの試合写真で
「〇〇年●月△日に〇〇選手が出ているんですがつるさん持ってないですか?」
っと問い合わせがあることがあります。
高校野球のデータやプロレス写真などスポーツ写真だけでなく、芸能系のライブやイベント写真はその時だけの限定や記録が出た日で資料価値があり後日必要になることがあるので、プロであれば必ずストックしておくべきです。
また、一般的には子供や結婚式などの写真は再度行うことはできずその日その時だけの写真。
DVDあるしHDにあるから大丈夫!って思ってるとどっちも消失の可能性があります、マジで。
海外旅行に関しては時間とお金をかければ撮り直しに行けるけども、これ何気に時間が経過するとお金はあっても時間がなくなったりハードル高い気がするのです・・・。
PCがわからない人ほど危険にさらされている写真データって恐ろしい((((;´・ω・`)))
NASのメリット1 バックアップを二重ですれば万が一があっても復旧できる!!
外付けHDDとNASの両方に同じデータを保存することで、どちらか一方が破損や消失してももう片方に写真データが残っているので復旧することができます。
大切な写真データは、外付けHDDとNASの両方にバックアップすることが大切です。
NASのメリット2 大容量の納品も楽々
SynologyのNASをセットアップするとPHOTOSTATION6の機能で容量を気にせず写真を共有することが可能になります。
BMP/JPEG/GIF/TIFF/PNGだけでなくRAWにも対応
(arw、srf、sr2、dcr、k25、kdc、cr2、crw、nef、mrw、ptx、pef、raf、raw、3fr、erf、mef、mos、orf、rw2、dng、x3f)
なので、万が一
写真全部RAWでください!!
っと無理難題言ってくるクライアントさんとか(モデルのMAXは顔のみの出演で内容は関係ありません。)
(DLの有効期限切れてから)ダウンロードできないのでもう一回送ってください!
っとか言われてもNASに入れておけば安心。
共有URLを発行することでHDの容量分無期限DLが可能なのです。
NASのメリット3 クラウドとして外出先やスマホからもアクセスできる
あと意外とあるケースが
データなくなっちゃったので至急送ってください!!明日までに必要です。
っと言う困ったクライアントさん。
えっ...今旅行中だしPC持ってないから送れないんだけど。。。(そもそもなくすなよ)
でも、Synology NASなら大丈夫!
外出先から写真データを送るには、外付けHDであればパソコンが必要でつるたまは万が一に備えオフでもPCと直近のデータが入っている外付けHDを持ち歩いていました。
NASは、CPU内蔵の単体で稼働するネットワークHDDのこと。
そのため、ネットワークを介してPCなどのデバイスと接続します。
スマホ対応されているSynologyの豊富なアプリケーション
Synology社のNASはパッケージセンターから用途に合わせたアプリケーションをインストール。
アクセスに関してはネットワークを介している分、直接接続している外付けHDには敵いませんが、事前にスマホにDS PhotoやDS fileをインストールしておけばタブレットやスマホからでもアクセスして共有することが可能。
参考:携帯アプリ - DSM 6.1 | Synology Inc.
出先から瞬時に対応することができるのでめちゃめちゃ便利なのです。
あとはiPadProがあればレタッチ作業まで完璧な環境がキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
でも、2重にバックアップってめんどくさくないの?
そう思うじゃない?でも大丈夫..その理由は...(ΦωΦ)
USB Copyで2重バックアップも手軽にできる
データ バックアップ - DSM 6.1 | Synology Inc.
Synology NAS製品にはUSB Copy機能があり、USBで接続した外付けHDやメモリーカードを読み込んで、自動実行するタスクを設定することができます。
タスクを設定しておけば、あとは待つだけなので寝る前や作業中にやっておけば自動で終わるのを待つだけなのでめちゃめちゃ手軽にできるんです!
こんなに簡単なら早くNASにしておけばよかった!!
っと、現在一番古いデータからバックアップ中です。
NASにしてみようと思うのですがどれ選べばいいの?
記事が長くなってきたのでNASの選び方やセットアップについてはまた次の記事で!!
一記事使って前フリカァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!!
っと言うわけで次の記事はこちら